iPhone XS Maxでも油断大敵

今回は修理初となります【iPhone XS Max】の登場です。

修理の依頼内容は『水の中に落としてしまった』とのことです。

まずiPhoneを水に落とされた後、ご自身がどのような対処をされたか詳しく聞かせていただきました。

すると、当店にお持ちいただく前に一度、『電源を入れてしまった』とのことでした。

なぜ詳しく聞く必要があるのかといいますと、水没した後の行動で復旧率はかなり変わってきます。

もし電源を入れてしまったりiPhoneを振ったりドライヤーなどで乾かしたりしますとiPhoneの復旧率が低くなってきます。

なので、もし水没させてしまった場合はご自身で自己判断せず出来るだけ早急に診てもらうことをおすすめします。

iPhone XS Maxを開けてみたところ、やはり内部に水が侵入していました・・・



※『ロジックボード』はいわばiPhoneの心臓部分にあたる基板というものになります。

一旦、水を拭き取り分解しまして画像右にあります『ロジックボード』を速乾性の高い無水エタノール溶液で洗浄した後に3時間程乾燥させます。


3時間待ちます・・・


これが『ロジックボード』を外した後の内部になります。



乾燥後は念のためにダストブロアーで水滴やゴミが残っていないか確実に吹き飛ばしていきます。

その後組み立てまして、電源を入れたところ無事に復旧することができました。

当店では水没修理も受付致しておりますので、お気軽にダイワンテレコム姫路店にお問い合わせ下さい。

※水没修理のお時間は約3時間ほどいただきますのでご了承の程お願い致します。