バッテリー膨張の危険性

[公開日:2018/02/27]

こんにちはダイワンテレコム池袋東口店の藤本です。

 

今日はバッテリー膨張の危険性についてお話させて頂きます。

実際に修理で遭遇した端末でございます。

結果からいうと電源が入らない重度のバッテリー異常でバッテリー交換、画面交換しても復旧できませんでした。

このブログを見て最悪のパターンを未然に防いで頂きたいと思いまして。

異例の修理不可のブログ紹介でございます。

 

 

バッテリー膨張により画面が浮いてくる

落下の衝撃や発熱、経年劣化によってバッテリーにダメージが入るとバッテリーが膨張する場合があります。

これはバッテリー劣化によってバッテリー内部にガスが発生する事が原因といわれております。

この膨張により内部から液晶画面を押し出してしまい画面が浮いて来てしまいます。

この写真はかなり膨張しております。

わたくしもこの膨張レベルは初めてでした。

セロハンテープで止めておかなかったら画面が完全に外れてしまいそうです。

 

他の所にも悪影響の恐れ

画面はガラスと液晶が剥がれてしまっていました。

ちょっと前はこういう状態をハマグリ状態と言ったりしました。

なのでバッテリー交換して電源が入ったとしても液晶不良を起こしていてタッチが効かない可能性もあります。

そうなると画面交換も必要になってきます。

更にホームボタンも剥がれて首の皮一枚でぶら下がっている感じです。

お客様に聞くところによると、少し膨張していたがいきなりここまで膨張してしまって電源が入らなくなったとのこと。

ここまで膨張してしまうと安定した電力が供給できなくなり電源が入らなくなったり、充電が出来なくなってしまいます。

そしてこのホームボタンの状態ですと起動が出来ても指紋認証が使えなくなる可能性もあります。

 

緊張のバッテリー外し

バッテリー外してみます。

慎重に外さないとバッテリー内で充満しているガスが漏れたり、発火したりと危険ですので金属の小手などは使わずに素手で、そして今までで一番慎重に外しました。

外してみると想像以上に膨らんでいるのが分わかります。

新品のバッテリーと比べてみれば違いは一目瞭然。

 

バーツ交換するも

バッテリー交換しても画面交換してもリンゴが表示されて立ち上がる前に消えてしまい、そこからなにも起きないという修理前と同じ症状でした。

おそらく膨張してしまったバッテリーからの不安定な電流によって基盤の電源ラインが損傷してしまったのだろうと思います。

今までバッテリーが膨張してても直せてきたものが殆どですが、ここまでの膨張してしまうと本体基盤へのダメージが致命的だったと思わざるを得ません。

 

皆さんは是非ここまで悪化してしまう前に当店でバッテリー交換をすることをおススメします。

メインで使っている端末はもちろんのこと、買取に出したり、サブで持っておくにしてもバッテリー膨張をほっておくと今回のような事態になりかねません。

早め早めの修理を全力でおススメします!!

 

↓バッテリー交換・画面交換等の問い合わせ、予約はコチラから。

ダイワンテレコム池袋東口店  

 

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