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スマートフォンのメモリはいったい何GBがいいのか?ということでちょっと調べてみました。
近年のスマートフォンに搭載されているメモリは4GBが標準ですが、それ以上の6GBや
8GB、さらにそれ以上の12GBを搭載しているスマートフォンも登場しつつあります。
もちろん容量が大きければ大きいほどスマートフォンの動作はスムーズになるだろう。と思われがちですがCPUの性能とのバランス、それぞれのアプリの使用量を考えると、実際には6GB以上は必要ないとのことです。
iOSやAndroid OS向けのベンチマークソフトウエアを開発しているPrimate LabsのJohn Poole氏は「現在のスマートフォンの場合、4GBが最適です」と述べています。
やっぱりできるだけ大容量のメモリを搭載したスマートフォンを使用したいと誰もが思いますが、実は大きなメモリにはデメリットもございます。メモリ容量が大きくなればなるほど消費する電力が増加し、それがバッテリー寿命を縮める原因にもなるそうです。
Poole氏は「たとえ多くのアプリを起動していなくても、メモリは常に通電しているため、使用する消費電力は変わりません。その結果、メモリ容量が大きいばかりに充電回数が増えて電気代が上がります。さらにバッテリーは早くに寿命を迎えるでしょう。」と述べています。
スマートフォンの動作を軽くするために、多くのWebメディアではタスクキルによるメモリの解放が推奨されています。
タスクキルとは、現在起動しているアプリを強制終了させることを指します。iPhoneではホームボタンを2回タップしアプリを上にスワイプ、Androidではホームボタンのとなりとなりにある□ボタンをタップし、スワイプを行います。
これは私もよくやるのですが、実は悪影響とのことです。
Piriformの製品責任者(Android用CCleaner開発元Vishal Kara氏がコメントしていることが下記になります。
「ストレージからメモリをロードするには大量の処理能力が必要です。タスクキルの結果、アプリからデータを読み込むための消費電力が増加します。人々はメモリを空けて、自分のスマホは余裕のある状態であると思いたいのです。しかし、メモリは使用されている状態の方が好ましいのです。」
とても分かりやすいコメントです。
パソコンのメモリはよく気にするのですが、スマホのメモリはあまり気にしたことがなく今回調べてみて、おかげさまでいろいろと知ることができました。
特にタスクキルはよくやる動作ですので、今後再度立ち上げそうなアプリはのこしておき、メモリによる消費電力を抑えたいと思います。
メモリの話とは若干それてしまいましたが、一台あたり高値のスマートフォンだからこそ、バッテリーの寿命をなるべく縮めることなく長く使いたいものです。
source:telektlist
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