光学式指紋認証の技術で特許
こんにちは
iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム町田店です。
iPhone Xシリーズから搭載されたFace IDの出現によりお役御免となってしまった指紋認証ですが、その使い勝手の良さから再実装を望む声も多く見られます。
そのためAppleは2つの生体認証を両立させるべく取り組んでいる様子があり、12月17日に「ディスプレイに指紋認証センサーを埋め込む技術」の1つが特許認可されたようです。
これまでのiPhoneやMacBookに搭載されていた指紋認証機能は指から発せられている静電気を読み取る静電容量式の技術を採用しています。
しかし、新たにAppleが取得した特許は光学式の指紋認証で、これは11月に発売された16インチMacBook Proにも採用されているとのこと。
また、16インチMacBook Proに搭載された指紋認証は光学式とはいえ、組み込み方はこれまでのMacBookと変わっていませんが、光学式指紋認証センサーはディスプレイ下に設置することも可能なため、今後のiPhoneにも使用されるのではないと見られています。
以前からAppleがFace IDとTouch IDの両立を目指していたことは知られていますが、Face IDを廃止してTouch IDに置き換えるといった案も出ているようです。
これにはFace IDの長所と短所が影響しているようです。Face IDは認証速度が極めて速く、「iPhoneを見る」というiPhoneを使用するなら当然のように実行する行為のみでロックを解除できるため、シームレスな操作考えられます。
しかし、Face IDを搭載するためにはセンサーをディスプレイの前面に配置する必要があるためノッチが目立ってしまいやすいといった欠点もあります。
指紋認証ではディスプレイ下へセンサーを格納できるようになったことでノッチを削ることが出来ますし、Face IDの邪魔になりやすい眼鏡やマスクなどの妨害を受けることが少ないためFace IDにはない利点も多く存在します。
多くのユーザーはFace IDとTouch IDの両立を望んでいるのではないかと思いますが、両立が必ずしも最も優れた選択肢とは限らないためAppleの技術と判断に期待をしておきましょう。