iPhone即日修理専門店ダイワンテレコム松戸店です。
2019年9月20日に最新の「iOS13」が配信されましたが、『iOS13にアップデートしたらリンゴループ状態になってしまい一切操作できない』というお問合せが増えてきましたので解説いたします。
以前当ブログ記事【リンゴループから脱出するための4つのこと】でもご説明しておりますが、
『画面上にAppleのロゴマークが表示(点滅)されるだけで操作できなくなる』
という症状で、画面をタッチしたりスリープボタンを長押しするなどしても全く動かなくなる状態のことです。
リンゴループに陥る原因は大きく4つ挙げられます。
ハッキリとした要因は不明ですが、セルフィー用カメラである【インカメラ+近接センサー】パーツが何らかの形で故障しリンゴループを引き起こしているケースが多いです。
この場合は【インカメラ+近接センサー】パーツを交換することで解消されます。
バッテリーの完全放電や経年劣化・接続不良によりリンゴループになるケースも多く、この場合も新品バッテリーに交換することで簡単に解消されます。
極端に強い衝撃・重度の水没などにより、心臓部である基板のコネクタ・各種ICチップ・コンデンサなどが物理的に壊れてしまい正常起動が出来ずリンゴループ状態になる場合もあります。
この場合は後ほどご案内する『基板修理』を受けていただくことで解消される可能性があります。
iPhoneに保存している写真や動画・アプリにより容量不足になっている場合や、何らかの理由でiOSに不具合が発生した場合にもリンゴループが起こりえます。
今まではiOSの更新(アップデート)や初期化をすることで解消できる場合も多かったのですが、iOS13が配信されてからは『リンゴループになったらiOSの更新は控える』ことが大きなポイントになっていますので次の章で解説いたします。
リンゴループの症状を修復する際にはiOSの更新をする『リカバリーモード(リンク先:Apple)』にてアップデートすることも有効的でしたが、実は大きな落とし穴があります。
基板の破損やソフトウェアの異常がある状態でiOSの更新を行なうと、更新作業中にエラーが起こり異常停止してしまいます。
この異常停止が起こった後に基板修理(ICチップやコンデンサなど)を試みても、NANDフラッシュメモリというメモリチップ内に『iOS更新中に異常停止した』というデータが残ってしまい、全てのデータが消えてしまう完全初期化(工場出荷時に戻す)をするしかない状態になります。
『とにかく保存しているデータを最優先で取り出したい』という場合は、ご自身でiOSの更新をせずに基板修理を行なえる当店にご相談ください。
なぜiOS13にアップデートしたiPhoneでリンゴループが多発しているのでしょうか?
まだAppleから正式なアナウンスが無いので確定した情報ではありませんが、恐らく少し前のモデル(6s・SE・7シリーズなど)にとってiOS13は負荷が大きい為、基板故障が起きている可能性が高いです。
最新のiOS13の場合、少し前のモデルはその不可に耐え切れず基板回路の一部が焼け焦げて短絡する場合があり、基板修理を行なうことでしか復旧する術はありません。
なお、前述のNANDフラッシュメモリが焼け焦げてしまうと、起動できる状態まで復旧してもデータの取り出しはほぼ不可能ですので、現在多発しているリンゴループは今まで以上に重篤な症状と言えます。
ここまで解説してきた『iOS13へのアップデート後のリンゴループ』。
『リカバリーモード』では更新作業中の異常エラーが起きる・基板が損傷している可能性が高い、などの理由から、もしリンゴループが起きた際はご自身でiOSの更新をせずに基板修理を承っている当店までお気軽にご相談ください。
【所要日数】
一週間程度
【修理料金】
iPhone4s~iPhoneSE 32,800円+税
iPhone6~iPhoneX 37,800円+税
iPhoneXR~iPhoneXSMax 42,800円+税
Web予約は こちら から!
電話予約は 047-711-5069 まで!
(10~20時/木曜定休)
source:Apple
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