Zeofone6はシリーズ最高峰の性能・機能を満載の実力機だ

[公開日:2019/06/17]

ASUSからZenfone 6が発売。

派生モデルを作らない1モデル構成で全てを集中させたASUSの自信作です。

Zenfone 6は過去のASUSスマホと違う

ASUSのスマホときいうと、そこそこの性能でそこそこの値段の普及機…というイメージでしょうか。

ネームバリューでは、米Appleは言うに及ばず、中国Huawei、韓国Samsungに及ばない第3グループの先頭集団といった感じが否めませんでした。

デザインや質感の問題もさることながら、「Pro」「Max」「Zoom」「Selfie」「Live」等、1機種に様々な派生モデルを際限なく送り出し、その結果、ASUSのスマホの魅力や特徴がボケてしまっていました。

しかし、今回は違います(今のところ)。

Zenfone 6シリーズは、全てを注ぎ込んだ1モデル体制で登場させてきました。

フリップカメラと真の全画面 さらに最強インカメラ

何と言っても、Zenfone 6の最大の特徴であり、ストロング・ポイントは「フリップカメラ」です。

AppleもSamsungもHuaweiも製品化していないオンリーワンの機構で、通常時は本体背面に格納されているダブルレンズ・カメラが、電動で起き上がり、180度回転してスマホ本体上部に立ち上がる格好でインカメラになるという画期的な仕組みです。

動作が手動ではなく、モーターによる電動という点も特徴で、アウト・インの水平方向だけでなく、途中の任意の確度でカメラを停止・固定できるため、様々なアングルの撮影が可能というオマケが付いてきます。

さらに、フリップ式にした事でインカメラが不要になり、ノッチレスの完全な全画面モデルになった事も特筆すべき点です。ベゼル自体も非常に細く、スマホ本体に対するディスプレイの占有率はなんと92%を誇ります。

さらにさらに、フリップ式になった事でのメリットは、インカメラの画質にも及びます。

専用のインカメラを持たないZenfone 6は、回転してアウトカメラがそのままインカメラとして機能するため、世界の全てのスマホよりもインカメラの画質が優れている…という副産物的な特徴を得ています。

Zenfone 6のカメラは、通常のカメラとしても優秀で、4,800万画素F1.8レンズに、1,600万画素のワイドレンズを組合わせたダブルレンズ仕様となっています。

このフリップ式カメラ、使い勝手の良し悪しも含めてぜひ一度使ってみたいものです。

バッテリーは5,000mAhの大容量

こちらは「破格」という意味では特筆ものなのが、Zenfone 6に搭載されているバッテリーの容量です。

iPhone XS MAXでも3,000mAhに満たないというのに、Zenfone 6はモンスター級5,000mAhもの大容量バッテリーを搭載しています。

もちろん、バッテリーの容量だけで駆動時間や待ち受け時間が決まる訳ではありませんが、小さなバッテリーより大きなバッテリーの方が、長時間駆動・待受けに有利であることは間違いありません。

これだけの容量であれば、モバイルバッテリーを携行せずとも、丸1日、フル稼働させても余裕かもしれません。

さらに「Quich Cahrge 4.0」に対応し、これだけの大容量バッテリーでも急速充電が可能です。

Zenfone 6の頭脳は「Snapdragon855」搭載

Zenfone 6はそのパフォーマンスにおいても優秀です。

クアルコム社製Snapdragon855を搭載し、RAMは6GBと8GBがチョイス可能、ROMは、64GB/128GB/256GBから選択可能です。

ちなみに、Antutuスコアは「363,172」で、iPhone XS MAXの「372,106」に迫り、Huawei Mate20 Pro(309,628)を凌駕、同じ「Snapdragon855」を搭載するSamsung Galaxy S10+(360,194)とほぼ同等のスコアとなっています。

その他では、画面は「ゴリラガラス6」採用、600nitの6.4インチフルHD、認証は「顔」と「指紋」の併用となっています。

通信関係では、SIMはnano SIMが2枚搭載可能、WiFiは11a/b/g/n/acに加えて、最新の「ax」にも対応可能となっています。

もちろん、「Google Pay」も搭載されていますので、キャッシュレスにも対応です(ただし日本独自の電子マネーには非対応です)。

日本発売は6月中か

振り切った感の強い「Zenfone 6」は、すでに5月25日にグローバルバージョンが発売済みですが、価格は6万円程度と、機能・性能からすれば割安と言えそうな中級機クラスの価格設定となっています。

日本での発売は、6月中と見られています。

アメリカ政府による一連のHuawei排斥によってHuaweiが大きな打撃を受け、日本国内の販売数シェアを1週間で1/3にまで落とす異常事態の中、本腰を入れてきたZenfone 6は「買い」と見て良いと思います。

少なくとも、従来のASUSスマホのような、どのモデルに何の機能が搭載されているのか分からないといった不透明感は、Zenfone 6にはありません。

RAMを6GBと8GBが選べる事以外に他に選択肢のない「潔さ」は、かえってZenfoneの魅力を高めていると感じますし、これでもかとばかり「持てる全て」を注ぎ込んむ姿勢も好感が持てる者です。

それでいて、価格は旧モデルと同等か、若干安いぐらいのリーズナブルさで、「売ろう」という明確な意思が見て取れるような、期待を持てる端末となっています。

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