Appleを装った迷惑メール

[公開日:2017/08/31]
筆者: 渋谷店

フィッシングメール再び

 

Appleをかたるフィッシングメールがまた出回っているとして、

フィッシング対策協議会が注意を呼び掛けています。Appleをなのって出回ることは多く

定期的に報告されています。

今回のケースは「Appleからの領収書」を装ったメールです。

iTunes storeやApple storeからコンテンツを購入されている方は必ず送られて来ます。

 

フィッシングメールとは

犯罪に使用されるメールには幾つか分類があります。

一番耳にするのはスパムではないかと思いますが、フィッシングメールとは

なんなのか。

 

フィッシングメール

英語を略すと「釣る」という意味になります。

手口はメールを読ませ、それをきっかけに読み手を騙して金銭を巻き上げます。

被害にあう人、ウィルスが感染するパソコンなどが「魚」とします。

その「魚」をメール「釣り針」で獲物を獲得することから「フィッシングメール」と

呼ばれるようになりました。

代表格などは、オンラインバイキングを狙って銀行になりすましてきます。

ウィルスに感染させることだけが目的ではないのが「フィッシングメール」の特徴になります。

 

スパムメール

一番耳にする迷惑メールではないでしょうか。

スパムメールの「スパム」とはこちらを表しています。

 

缶詰ですね・・。

ポークランチョンミートっていうらしいです。

スパムメールは「数打ちゃ当たるだろ」という確率論に基づいてドバドバと

送ってくるタイプです。これが原因でメールアドレスを変えたことがある人もいるかも知れません。

目的を持って送って来ますがその形態も様々で、

商品販売サイトに誘導するもの、特定の番号に電話をかけさせるもの、ウィルスに感染させるものと、ウィルスに感染させることが目的とは限らないものです。誘導し引っかかればあちらにとっては既に儲けものなんです。

 

標的型メール

名前の通り、「誰か」を狙って送ってくるタイプです。

確率論ではなく、確実に相手を仕留める為に次から次へと案を練っては送り付けてきます。

厄介なとこは狙い撃ちなので、メールに添付されるウィルスも特別に作成したものである場合があります。

ウィルス対策ソフトにとっては未知のウィルスとなってしまうため、検知できないケースもあるようです。

フィッシングとスパムと違いウィルス対策ソフトを最新にしても守る事が不可能なのが

標的型メールの恐ろしい所です。

 

フィッシングメールを見分ける方法

 

こちらの画像をご覧ください。

 

これはフィッシング対策協議会が公開したフィッシングメールになります。

本来のAppleからは必ず

・AppleID、購入日、注文番号、請求先情報などが記載されているため

ひと目見ればわかる文面になっています。

 

以下はメール内のURLと転送先のURLです。

Apple公式のサイトとは関係がない偽サイトとみられます。

 

メール内の URL (いずれも / が増減する)

https://●●●●.co////////////////////////////////oLBrgOndkk

https://●●●●.co/////////////oT6dQwYizl

https://●●●●.co/////////saHXn75zsF

 

転送先の URL

https://appleid.com-get-●●●●.info/*id/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-resolve-unlock-●●●●.info/*id/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-resolve-unlock-●●●●.info/*jp/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlock-●●●●-bulk.info/*id/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlock-●●●●.info/*en/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlock-●●●●.info/*id/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlock-●●●●.info/*jp/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlock-●●●●.net/*en/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlock-●●●●.net/*jp/Login.php?[パラメータ]

https://appleid.com-unlocking-●●●●.info/*id/Login.php?[パラメータ]

 

仮にURLなどを開いてしまった場合は、一度落ち着き絶対にAppleIDや個人情報を

記載しないように気を付けましょう。

対処方法についてはAppleでも公開されています。

https://support.apple.com/ja-jp/HT204759

 

現在はサイト閉鎖の依頼がかかっていますが、閉鎖後も類似したメール

が送られて来る場合がございますので注意しましょう。

 

https://www.antiphishing.jp/news/alert/apple_

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