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ダイワンテレコム渋谷店です!
訴訟問題や米中の貿易問題などに大きく影響された上、新型デバイスの価格設定にも成功したとは言い難い状況によって2018年後半以降のAppleは販売不振が続いた結果、2019年の第1四半期の売上予測を下方修正するに至りました。
2018年後半は、AppleとiPhoneにとって散々だったと言えそうです。
Apple自身の問題としては、3つの新型のデバイスの価格設定を見誤った事によるユーザーの購買意欲が、旧モデルに向かってしまった事が挙げられます。
多くのユーザーは、iPhoneを未だに愛していますし、その良さや魅力を充分に理解した上でもなお、「新しいiPhoneは高すぎる」と考えています。その結果、ユーザーが実際に購買に向かったのは、iPhone 8やiPhone Xなどの旧モデルでした。
日本でも、スマートフォンの実売数ランキングで、1年を通じてiPhone8の圧勝でした。
TOP10の中のほとんど全てをiPhoneが占める中、TOP3は各キャリアのiPhone 8(64GB)で、それ以外にも、ストレージ違いのiPhone 8や、値下げとなったiPhone X、サブブランドのiPhone 6sが入り、期待されたニューモデルは、キャリアの値下げによって少しランクを上げたに過ぎませんでした。
もちろん、クアルコムとの訴訟において中国・ドイツで敗訴した事や、米政府のHuawei排除の動きに対する中国側の矛先がアメリカを代表する企業としてAppleに向いてしまい、中国国内での不買・排斥運動にまで巻き込まれてしまったのは不運だったと言わざるを得ません。
そうした中でAppleは、現地時間1月2日に業績の下方修正を行いました。
米メディア「9TO5Mac」によれば、この発表はAppleにとってのデバイスの価格見直しの契機になり得るとしています。
「9TO5Mac」は、もしクックが賢く、世界で最も人口の多い地域での販売を行いたいなら、幾つか考えなければならない問題があり、その1つは端末の価格設定だろうとし、かつてのiPhone SEがどのような成り立ちによって人気を博したのかを考えるべきとしています。
iPhone SEは、iPhone5sの筐体を利用する事で開発費を抑えつつも、スペックは当時の最新鋭モデルiPhone 6sに準ずる新しいデバイスを、iPhone SEと名付けて、399ドルというプライスで世に送り出された、「フラッグシップスペック」の「リーズナブルな価格」の「新型」端末でした。
現在でも安いモデルはラインナップされていますが、499ドルのiPhone7、599ドルのiPhone 8は価格で399ドルのiPhone SEに及ばないだけでなく、iPhone SEのようなフラッグシップスペックの新型モデルではなく、旧モデルのプライスダウンに過ぎません。
そして、749ドルのiPhone XRは新型かもしれませんが、価格的にはリーズナブルではなく、とても廉価版とは呼べないプライスです。
中国での貿易問題や訴訟問題が継続する事を勘案すれば、インドでの販売を検討しない訳にはゆきません。
その事を考えた時に、最もフィットする答えは、一旦消滅したiPhone SE2の復活ではないかと言う訳です。
参考URL:
https://9to5mac.com/2019/01/03/iphone-pricing/
画像ULR:
https://support.apple.com/kb/SP738?viewlocale=ja_JP&locale=ko_KR
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