次期iPhone、XS MAXはトリプル、XRはデュアルへ

米メディア「Mac Rumors」は、ウォールストリートジャーナルの記事として、2019年に発売される次期iPhoneは、2018年モデルの3機種の後継機となると伝えています。

1.  LCDディスプレイとデュアルレンズリアカメラを搭載したiPhone XRの後継機

2.  OLEDディスプレイとデュアルレンズリアカメラを搭載したiPhone XSの後継機種

3.  OLEDディスプレイとトリプルレンズリアカメラを搭載したiPhone XS Maxの後継機種

4.  3つのモデルすべてに3D Touchがない

iPhone XSの後継機は、有機ELディスプレイ搭載で、背面カメラレンズはデュアルのままの見込みです。

iPhone XS MAXは、有機ELディスプレイ搭載は変わらずですが、背面カメラがデュアルからトリプルになると見ています。

3番目のレンズは、高度な3Dセンシング、光学ズームの改善を含む様々な機能を持っていますが、これはiPhone XSには搭載されず、最上位機種であるXS MAXだけに搭載されると見られています。

さらに、XS MAXのバッテリーがより強化されると見ています。

一方、2018年の新登場時にはシングルレンズだったiPhone XRが、2019年モデルでは背面デュアルレンズになるとしています。

この仕様変更により、AppleはiPhone XRの価格を据え置くか、僅かに上昇させる可能性がありますが、末国場合にはAppleの利益を少し食ってしまう可能性がありそうです。

また、ウォールストリートジャーナルは、2019年の3種類のiPhone全てで、3D Touchが廃止されると見ています。

その代替として、Haptic TouchがXRのみならず、XS・XS MAXにまで広がるとしています。

さらに、2018年・2019年と採用されるiPhone XRのLCDについて、翌2020年には、有機ELディスプレイに切り替わるだろうとしています。

さらなる値上げ要素満載

Appleは、iPhone価格をまだ上昇させようというつもりでしょうか。

上記の記事を見ても、XS MAXのトリプルレンズにしても、XRのデュアルレンズや、OLED化にしても、値上げ要素ばかりです。

下位機種のXRの値段が上がれば、バランスを取るために、大した変化がないのにXSの値上げもあるかもしれません。

そうなると、日本ではもう新型iPhoneのヒットはあり得ないように思います。

もうスマホに12万円なんて出したくないので、旧機種の値下げではない、多くのユーザーが手を出しやすい価格の新型機を出して欲しいところです。