iPhone7の充電不良の修理レポート

[公開日:2019/03/04]
筆者: 渋谷店

みなさん、こんにちは。

iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。

 

本日はiPhone7の充電不良に関する修理レポートをご紹介します。

 

お預かり時の状況は、「充電マークが表示されるが、バッテリー残量が増えない」との事でした。

このような症状の場合は、バッテリー自体の不具合が発生しているか、充電コネクタの不具合が考えられます。

 

 

修理前の本体診断

 

まずは、バッテリーが原因であるのか、コネクタ部分が原因であるかを診断する必要があります。

 

新しいバッテリーを仮接続して充電をしばらく行ってみましたが、バッテリー残量は増加しませんでした。

と、いう事は、コネクタ部分が怪しいと思われますね。

ドックコネクタのパーツを仮付けして確認してみましょう。

 

本体を開き、コネクタ部分のパーツを接続してケーブルを繋いでみましょう。

右上のバッテリー表示の部分に充電マークが表示されましたね。

このまましばらく様子をみたところ、バッテリー残量が増加しました。

ここまでの診断で、修理の方向性が決まりました。

今回の充電不良は、ドックコネクタの交換修理によって改善されるでしょう。

 

 

作業開始!

 

今回交換するドックコネクタのパーツをご紹介します。

こちらです。

コネクタの端子部分のみを交換するのではなく、ご覧のように大きなパーツを交換する事となります。

マイクやスピーカーも同じ部品についていますね。

そして、写真で位置を見て頂ければわかるかと思いますが、こちらのパーツは本体基盤の下の部分にまで入り込んでいるように配置されているのです。

iPhone7のドックコネクタを交換する為には、様々な部品を外しての分解工程の多い修理となります。

 

その為、作業時間は90分程を頂戴する事となります。

 

 

では、作業を進めましょう。

バッテリーとバイブレーションユニットを取り外します。

iPhoneのバッテリーはネジ止めされておらず、特殊な粘着テープにより固定されています。

 

そして、カメラ等の細かいパーツを取り外し、本体の基板とスピーカーを取り外します。

ここまで外してやっとドックコネクタのパーツの全体が見えてきました。

本体基盤を取り外す前には、SIMカードを抜いておきましょう。

そして、粘着テープで固定されているドックコネクタの部品を取り外します。

ここまでに多くの部品とネジを取り外しておりますので、組み上げる時にはどの部分のパーツかを正確に把握しておく必要がありますね。

 

交換作業に必要な部品の取り外しが完了した本体がこちらです。

大部分のパーツを取り外していますので、すっきりとしていますね。

 

分解作業は、ここまでです。

あとは折り返しですね。新しいドックコネクタのパーツを取り付けて逆の手順で組み上げていけば修理が完了となります。

全ての細かい部品、ネジを元通りにすることで今回の修理は完了です!

 

修理完了。

無事に組み上げが完了したら、本体の動作確認を致します。

部品を一度取り外しておりますので、各部品が正常かどうかを確認する必要があるのです。

一通りの動作を確認し、充電ケーブルに繋ぐ事でバッテリー残量も増加する事が確認できました。

 

以上で、今回の修理が完了となります。

 

 

【修理機種:iPhone7】

【修理内容:充電不良】

【修理時間:90分】

【修理金額:9.800円(税別)】

 

 

ダイワンテレコムでは、画面修理やバッテリー交換以外の修理にも幅広い項目で対応しております。

お客様自身で「この症状は直るのかな?」と疑問に思う不具合が発生した場合は、一度当店までお問合せを頂ければと思います。

熟練のスタッフが検証・診断を行い、最適な修理メニューをご案内させて頂きます。

 

 

以上が、今回の修理レポートとなります。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

 

この記事を書いた店舗情報

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