こんにちは。iPhone修理のダイワンテレコム渋谷店です。
6月11日、SHARPは同社の経営方針説明会において、ディスプレイ画面を折り曲げ可能ないわゆるフォルダブルフォン開発中である事を初めて明らかにしました。
SHARPは、折り曲げ可能なフルダブル・ディスプレイについては既に開発を完了し、ディスプレイ単体としてすでに発表済みですが、開発済みの折り曲げ可能なディスプレイを搭載したスマートフォンの発売については具体的な言及を避けてきました。
今回の経営方針説明会に合わせ、親会社である鴻海精密工業とHSARPが共同開発する製品が紹介されていますが、その中で、フルダブルフォンは「SHARPと鴻海が共同で開発している」と鴻海ウェヴァー・チェン氏が述べています。
ただし、製品化に関する具体的な時期や展開地域、「AQUOS」ブランドを冠するかどうか等の具体的な内容については明らかにされませんでした。
またSHARPは、次世代通信規格5Gにも注力してゆくことを改めて表明しました。
SHARPでは、5Gを「8K映像技術」と並んで、重要技術と位置づけて開発を進めてゆく方針を明らかにし、従来からの重要技術に位置付けていた「8K」や「AIoT」(AIとIoTを合わせた造語)に加えて、「5G」が加わった形です。
具体的な展開としては、2020年春の国内の大手キャリアの5Gサービス開始に合わせて、早い段階で5G対応のAQUOSブランドのスマートフォンを投入すると共に、スマートフォン以外での5G技術を使った展開をしてゆくとされています。
実は、SHARPは5G関連の特許を500ほど取得しており、親会社の鴻海と特許の相互提供を行う事で、鴻海が持つ200程の5G関連特許と併せた700程の特許数は、特許取得数で世界で8位に相当し、国内メーカーでは最多であるとしています。
冒頭のフォルダブルフォンも5G対応端末として登場する事が濃厚で、ディスプレイの製造コストが高額である事から、SamsungやHuawei同様、SHARPも自社を代表するようなフラッグシップ端末として投入されそうです。
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