iPad Pro2018年モデルがiPad13.2ベータ2で動作不能

[公開日:2019/10/13]
筆者: 渋谷店

iOS13.2及びiPadOS13.2は開発者に向けてベータ2が公開されていました。また一般ユーザー向けにパブリックベータ2も公開されています。ベータ1からベータ2にかけてまた新しい機能や絵文字等が追加されており、期待が寄せられていました。しかし今回、iPad Proの2018年モデルにおいてiPadOS13.2をインストールしようとしたところ、途中から動作しなくなったという投稿が多く寄せられたのです。

DFUモードと言われる強制アップデート(初期化)を使ってみても動作しないことに変わりはなく、完全に使えなくなったそうです。現在は配信停止している為アップデートはできなくなっていますが、普段使っているぁiPadが急に使えなくなるとなれば非常に困る話ですよね。

パブリックベータ2は、Appleにユーザ登録をする事でベータ2をインストールできるサービスです。が、完成版の正式リリースと違いデータが消えるなどのリスク込みのアップデートになるため、普段使いの端末で気軽に行う事はお勧めしません。特に今回は上記のような問題が起きているので、しばらく様子見が吉、といった感じでしょうか。

OSアップデートで生じる不具合

今回はインストールするOS自体に問題があり起こったことでしたが、端末側に問題があってももちろんOSのアップデートは上手くいきません。では、具体的にどういった時にアップデートが上手く行かないのでしょうか。

 

途中でWi-Fi通信が途切れる

Wi-Fi経由でアップデートをかけた場合、場所を移動するなどして途中でWi-Fiが強制的に途切れてしまうと、一瞬ネットワーク接続が切れてしまいます。それによって処理ができずリンゴループになるケースもあります。出来る限り安定したWi-Fi環境で、時間に余裕がある時にアップデートを行いましょう。

容量がギリギリ

容量が残り少ない状態でアップデートを決行した場合、アップデートをする為のシステムが使える容量が足りなくなり、結果的にリンゴループになるというケースもあります。こうなると復旧をかけるための容量もない状態になってしまうため、復旧は絶望的と言えます。容量を十分に空けることももちろんですが、データのバックアップは必ず取っておきましょう。

電池切れ

基本的には自動アップデートだとしても「充電された状態」はアップデート時の条件となっていますが、何らかの原因で途中で電池が切れたとしてもアイフォンが使えなくなるという事はあります。OSのアップデートは時間がかかるもので電池の消費も大きい為、万全の状態で行いたいですね。

 

上記以外にもOSアップデートの失敗というのは様々なケースがあります。

 

OSアップデートは慎重に

今回問題となったのは開発者向けのベータ版なのでこういった問題も包括した上での試運転とはいえますが、正式版がリリースされたとしてもちょっとした留意点はあります。

それは「リリースされても少し待ってからアップデートする」ということです。こういった問題を避けることが出来ますし、同じ通信環境下で複数のアップデートが重なると通信が遅くなったり不安定になったりしかねません。新しいOSが出ても即座にインストールをするのではなく、少し待って余裕をもってするのがオススメです。

ここで、「危ないならアップデート自体したくないな」という方もいらっしゃるかと思います。しかし、OSのアップデートは(特に年単位でリリースされる大幅アップデートにおいて)「しないままだとアイフォンに不具合がおき、起動しなくなる」というのもあるんですね。時間が掛かるし面倒だからと放置しているともっと面倒なことになりかねないOSのアップデート。慎重に、しっかり行っていきたいです。

iOS13のアップデート

最近リリースされたiOS13は不具合がありつつも様々な機能がビジュアルからしても大幅に変わっています。バックアップを取り、安定したWi-Fi環境の元で電源に繋いだうえでアップデートを行って、アイフォンの新しい機能を楽しみましょう。

source:iPhonemania

Photo:iPhonemania

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