早ければ2020年の下半期にも登場するのではないのかと噂されているAppleの拡張現実(AR)ヘッドセットですが、【軽くて薄い】【他デバイスと連動して威力を発揮するものになるのではないか】とApple製品とソフトウェアを扱うサイトMacworldは推測しています。
Macworldに寄稿したダン・モレン氏ですが、「新しく発売となったばかりのAirPods Proをほとんどと言っていいほど常に装着した状態で先週を過ごした」といいます。
AirPods Proは、【周囲の雑音を能動的に遮断するアクティブノイズキャンセリング機能】・【周囲の雑音を自然にフィルタリングし、周りの状況に常に気を配ることができる「外部音取り込みモード」】があります。
通常モードの間で切り替えを行うこともできますが、モレン氏はAppleのARヘッドセットでも同様のモード変更が可能になるのではないかと述べています。
AirPods ProだけでなくApple Watchも併用していたモレン氏は着信があったときにまずAirPodsを介して通知、腕につけていたApple Watchの画面で電話をかけてきた相手が誰かを確認
知らない電話番号だったため電話に出ないという選択をしました。
モレン氏は、この一連のプロセスをすべてiPhoneを取り出すことなくこなしています。
「AppleのARヘッドセットもAirPods Proと同じく、iPhoneを中心とする他デバイスとの連携の中で最も威力を発揮するものになるのではないか」とも推測しています。
「AppleのARヘッドセットは、MicrosoftのHoloLensのように独立して動作するデバイスというよりも、軽くて薄い補助的な性質のシンプルなガジェットになるかもしれない」ともモレン氏はコメントしています。
先日、世界的規模のゲーム配信サービス「Steam」を運営するValveとAppleがパートナーシップを組み、ARヘッドセットの開発を行うと報じられたばかりでもあります。
AppleのARヘッドセットは早けば来年下半期にも発表される見込みです!
デバイスの生産は台湾のQuanta ComputerとPegatronが担うともみられています。
発売されると画期的な内容になりそうなAppleのARヘッドセット。
どういったものになるのか、発表が楽しみですね!
Source:Macworld
Source:iPhoneMania
Photo:The Apple Post