Huawei公式、via Twitter for iPhoneの呪縛

[公開日:2019/01/09]
筆者: 新宿本店

ダイワンテレコム新宿本店です。年明け早々、Huawei公式Twitterが、新年の挨拶をiPhoneから投稿してしまうというあり得ないミスを犯していた事が判明。中国国内でのApple排斥の中での凡ミスはちょっと深刻かもしれません。

Huawei公式、iPhoneからおめでとう!

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今回は、「またやっちまった」と笑って済ませられないかもしれません。

米メディア「9to5Mac」によれば、Huawei公式Twitterアカウントは、早々に「新年おめでとう」とTweetしましたが、なんとこれがiPhoneからだったと、ユーチューバーのマーケス・ブラウンリー氏(@MKBHD)が発見、公開しました。

 ライバル会社がiPhoneを使うのはよくある事

 こちらがブラウンリー氏のTweetで、Huaweiの投稿自体はすでに削除されていますが、「via Twitter for iPhone」とはっきり出ている証拠を残されてしまっており、言い逃れはできそうにありません。 Appleのライバル会社が、iPhoneを使って投稿したこと自体はそう珍しいことではありません。つい1か月ほど前には、Samsungが自社のGalaxy Note9採用のSuper AMOLEDディスプレイについて投稿した際にも「via Twitter for iPhone」が右下に表示されていました。

この一件でSamsungは、投稿したSamsungナイジェリア公式アカウントを閉鎖するに至っています。

 Huaweiでは、2018年春に、「ワンダーウーマン」の主演女優であり、Huaweiのアンバサダー(大使)に就任したガル・ガドットが、「Huawei Mate 10」を宣伝する動画をアップした際にも、iPhoneからであることが指摘され、Tweetが差換えられた事がありました。でも実はこれ、女優自らではなくHuawei広報が代理で投稿したと分かり、Huaweiはさらなる失笑を買ってしまいました。

 これらの「Tweet右下のvia Twitter for iPhone」を発見したのは、全てマーケス・ブラウンリー氏(@MKBHD)です。もしかすると、同氏は、Appleライバル会社の「via Twitter for iPhone」ウォッチャーでもあるのかもしれませんね。

 状況は失笑では済まないかもしれない

「9to5Mac」は、Tweet右下の「via Twitter for iPhone」を、『the dangerous “Twitter for iPhone”』(危ういTwitter for iPhone)と表現しており、笑い飛ばせる事ではなさそうだと考えているようです。

Huawei創業者一族の経営幹部がカナダで逮捕された事を境に、それまでの米中の貿易問題は一層深刻度を増しています。本来は、AppleとHuaweiの戦いではありませんでしたが、アメリカを代表するAppleと、中国を代表するHuaweiの構図ができてしまい、今や、中国では大規模なApple排斥が始まっている状況です。

Huaweiを応援しようと、Huawei製品購入に支援金を出したり、従業員のiPhoneを没収する等、過激な動きを見せる中国企業が増加していると言われる中での、今回のHuawei自身による「via Twitter for iPhone」。

Huawei熱烈応援中の中国企業はどう感じたのか、考えるとちょっと背筋が寒くなる思いがします。今回ばかりは、「あ~あ、やっちまったなあ、お馬鹿だなあ」と失笑するだけでは済まないかもしれません。

 

参考URL:

iPhoneMania

9TO5Mac

 

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