新型コロナウイルス感染拡大でさらにPCの需要が拡大中！

2020年第4四半期（10月～12月）のノートPCの製造台数は約4,930万台に上り、総出荷台数は約6,800万台を超えるとMorgan Stanleyは推測しています。

これは前回予想の約5,940万台を800万台以上上回る台数となっています。

さらに、2021年第1四半期（1月～3月）の製造台数は約3,820万台、出荷台数は約5,370万台ほどになると見込んでいます。

こちらも、前回予想の約4,780万台から600万台近くの増加しています。

この需要は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、リモートワーク・リモート授業のためのノートPCへと需要がシフトしたことによるとMorgan Stanleyのリードアナリストであるケイティ・ヒューバティ氏は投資家に向けたノートで述べています。

ヒューバティ氏は、また、2021年もリモートワークやリモート授業の導入が進むため、カスタマーのPCに対する需要は順調に増加していくだろうと予想しています。

当面、新型コロナウイルスの影響は続き、それがAppleを含む業界の追い風となることは間違いないでしょう。

また、リモートでの学習や仕事によって需要が増加しているのはなにもPCだけではありません。

特にリモート授業の分野においてはPCよりもタブレット端末の需要のほうが増加率が高いことがわかっています。今後もPC・タブレット端末の出荷台数には引き続き着目していきたいですね。