iOS13.4.5にてiPhone 9のTouch ID搭載が濃厚に

こんにちは。

iPhone（アイフォン）修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。

4月に入り、ますます期待が高まるiPhone 9ですが、「Touch ID搭載」を裏付ける情報が新しく見つかったようです。

開発者向けに公開された「iOS13.4.5」のベータ版ファームウェアより、iPhone 9（iPhone SE 2）に関する情報が見つかり、さらにその情報は流出したiOS14のソースコードに含まれていた内容と一致していたというのです。

iOS14のソースコードからのリーク情報をいち早く公表していた米メディア、9to5Macが報告しています。

CarKey APIの記述より推測

CarKeyはiPhoneやApple Watchを使用して車のドアロックを解除し、エンジンを始動させることができる機能です。

これまでソースコードの解析で判明していたCarKeyのコードには、Face ID搭載のiPhoneしか記述されていませんでしたが、iOS13.4.5ベータには、Touch ID搭載iPhoneに対応するという記述が見つかったと9to5Macは報告しています。

CarKeyはTouch IDやFace IDなどでiPhoneのロックを解除していなくても、iPhoneを自動車に近づけるだけで自動車のロックを解除できることが判明しています。

また、バッテリーや電源が切れていても一定時間はApple Payが使用できる、エクスプレスカード機能と同様の機能がCarKeyにも対応すると考えられています。

このエクスプレスカード機能はiPhone 6s以降のモデルで対応していますが、バッテリーが切れている状態でもこの機能を使用できるのはiPhone XS、iPhone XR、iPhone 11シリーズのみに限られています。

9to5MacがiOS13.4.5ベータから発見した記述より「バッテリー切れでもエクスプレスカード機能とCarKeyが使えて、かつTouch IDが搭載されている」iPhoneの存在が確認されており、これらの機能の組み合わせは既知のiPhoneにはないため「iPhone 9」がそれに当てはまるのだろう、と9to5Macでは推測しています。

また、iOS13.4.5ベータのコードから「お使いのデバイスはCarKeyをサポートしていません」というメッセージが見つかっており、古いモデルのiPhoneではCarKey機能に対応しないものと考えられます。

iPhone 9は4月中に発売される可能性 大

iPhone 9はiPhone 8の筐体を踏襲すると見られており、4.7インチのディスプレイを含め、デザインはほぼ同じになるだろうと予測されています。

一方でSoCにはiPhone 11シリーズと同様のA13 Bionicを搭載すると噂されており、廉価版として高いコストパフォーマンを発揮することが期待されています。

またiOS14のソースコードより、5.5インチモデルである「iPhone 9 Plus」を開発中であることが確認されています。

発売時期について公式発表はありませんが、iPhone 9用と見られるケースが米家電量販店に出荷されたことから、4月上旬には発表・販売されるという報道があるほか、Apple関連情報のリークで知られるJon Prosser氏は「iPhone 9は4月15日に発表され、22日に出荷」との予測を自身のTwitterに投稿しています。

iPhone 9の名前は「iPhone 9」で確定？

2020年春に発売が予測されている廉価版iPhoneですが、正式な名称の発表がなかったため、これまで報道では「iPhone SE 2」や「iPhone 9」などと呼称されていました。

しかしJon Prosser氏は先日自身のツイッターに、米大手量販店Targetが従業員用に使用している製品スキャナーに「iPhone6/7/8/9用画面保護フィルム」と表示された画像を投稿しました。

もちろん正式な発表ではありませんのでこれで名称が確定というわけではありませんが、iPhone 9という名前で発表される可能性はありそうです。