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今年秋に発売されると見られているiPhone 12シリーズは、全4種のモデルで展開されると予想されています。
ラインナップのうち、最も安価な5.4インチモデルのiPhone 12(iPhone 12 mini)の精巧なコンセプト画像がLETS GO DIGITALから公開されました。
先日発売されたiPhone SE(第2世代)は初代iPhone SEと同じ「SE」の名を冠することから4インチクラスの手のひらサイズを期待したユーザーが多くいましたが、実際にはiPhone 8と同サイズとなる4.7インチモデルで発売されるに至りました。
初代iPhone SEを愛用し続ける「小型iPhone愛好家」は現在でも少なくなく、手のひらサイズのiPhoneの発売が待ち望まれています。
そして、iPhone 12シリーズのエントリーモデルであるiPhone 12(あるいはiPhone 12 mini)は、そんな小型iPhoneの需要を十分に満たすかもしれません。
iPhone 12シリーズのエントリーモデル、iPhone 12(あるいはiPhone 12 mini)は、5.4インチの有機ELディスプレイを備えた小型モデルになるという予想が多くのメディアの間で主流です。
この予想が実現すれば、初代iPhone SEからおよそ4年ぶりとなる手のひらサイズのiPhoneが発売されることとなります。
iPhone 12シリーズのラインナップは以下のようなものになると予想されています。
・iPhone 12(mini) 5.4インチディスプレイ
・iPhone 12(Max) 6.1インチディスプレイ
・iPhone 12 Pro 6.1インチディスプレイ
・iPhone 12 Pro Max 6.7インチディスプレイ
iPhone 12シリーズは、4つ全てのモデルでAppleの最新SoC「A14 Bionic」を搭載し、さらに有機EL(OLED)の美麗なディスプレイを備えるとみられています。
2019年に発売されたiPhone 11シリーズでは、最も安価なモデルだった「iPhone 11」には有機ELディスプレイではなく、液晶(LCD)ディスプレイが搭載されました。
一方でiPhone 11と同価格帯とみられる「iPhone 12(mini)」では上位モデルと変わらず有機ELディスプレイが搭載と、安価なモデルの基準が上がっていることが見て取れます。
また、iPhone 12(mini)の5.4インチディスプレイは、iPhone Xの系譜であるベゼルが削られたディスプレイデザインの中では最も小型のものです。
iPhone 8やiPhone SE(第2世代)の4.7インチモデルより小型の筐体を実現しつつ5.4インチディスプレイを搭載できるのは、ベゼルが削られたデザインならではでしょう。
iPhone 12(mini)のコンセプト画像を見てみると、お馴染みとなっている画面上部のノッチがiPhone 11シリーズ以前のものより小さくなっていることが分かります。
イヤースピーカーを上部に設置し、インカメラやセンサー類を下部に収めたこの小型のノッチは、未発表Apple製品のリークで知られるJon Prosser氏が自身のTwitterで公開した「iPhone 12のCADデータ」と思わしき画像に則ったものだと思われます。
ノッチが小型化することで5.4インチというコンパクトなディスプレイを効率的に活用することができます。
さらに注目したいのは、フレームが角ばったフラットなデザインです。
このフラットデザインはiPhone 12(mini)だけでなく、iPhone 12 Max / iPhone 12 Pro / iPhone 12 Pro Maxの上位モデルでも採用されると見られています。
全体から受ける印象は「iPhone 5s」や「初代iPhone SE」のようなものですが、背面パネルはiPhone 11シリーズ同様にガラス製になると考えられます。
そのため、iPhone SEというよりは「iPhone 4s」を彷彿とさせるような筐体デザインとなっています。
iPhone 12(mini)は、A14 Bionicという高速のプロセッサの搭載、有機ELディスプレイの採用、広角・超広角のデュアルカメラと「最新iPhone」としての要件を十分に満たしながらも、その販売価格は649ドル(約69,800円)~になると見られています。
もし予想通りのiPhone 12(mini)が発売されるのであれば、「小型iPhone愛好家」だけでなく様々なiPhoneからの買い替え需要がこのモデルに集中すると考えられます。
source:LETS GO DIGITAL
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