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先日より発売が噂されているAppleのスマートグラス(メガネ型のAR端末)ですが、未発表Apple製品のリークでお馴染みのJon Prosser氏が詳細な情報を予想として伝えています。
発表が予定されているAppleスマートグラスの名前は「Apple Glass」、499ドル(約54,000円)の価格で2020年後半~2021年前半ごろに発表されると予想されています。
Jon Prosser氏は自身のYoutubeチャンネルFRONT PAGE TECHでApple製のスマートグラスの情報を伝えています。
名称は「Apple Glass」で、本体価格499ドル(約54,000円)と予想されています。
Apple Glassには一般的なメガネのように「度入り」のレンズを入れることができ、度入りレンズを入れたモデルでは本体価格に加えて処方料が必要になるとJon Prosser氏は説明しています。
色入りレンズ・サングラス仕様の「Apple Glass」は存在しないようです。
この「Apple Glass」は、2020年10月に催されると予測されているiPhone 12シリーズの発表イベントでサプライズとして発表されるとされていましたが、新型コロナウイルスの影響による開発遅延のために2021年の発表に延期される可能性があるとJon Prosser氏は述べています。
発表後にはリードタイムを経て、2021年10月~12月、あるいは2022年1月~3月に「Apple Glass」の発売が開始される見通しです。
「Apple Glass」のプロトタイプではプラスチックフレームが採用されているようですが、実際に発売されるApple Glassではメタルフレームになる可能性が高いようです。
フレームには最新のiPad Proに採用された「LiDARスキャナー」が搭載されており、これにより周囲の深度データを精密に読み取ることで、拡張現実機能を強くサポートします。
一方でカメラは搭載しておらず、プライバシー上の観点により不採用となるようです。
「Apple Glass」の両レンズにはディスプレイが搭載されており、これをiPhoneとペアリングすることでデータ処理を行うことができるようになるとされています。
iPhoneとのペアリングが必要な点は初代Apple Watchと同様ですが、Apple Glassの提供時期には発売されているiPhone 12シリーズのSoC「A14 Bionic」や、iPhone 11シリーズ、iPhone SE(第2世代)の「A13 Bionic」で処理を行うことで非常に快適な動作が行えるのではないかと推察されます。
Apple Glassの前でジェスチャーをすることで操作を行うことができ、「Starboard」と呼ばれるUI上で動作します。
さらにカメラを搭載しないにも関わらずApple独自のQRコード読み取りに対応するとしています。
Googleの Glass Enterprise Edition 2
スマートグラスにも関わらずカメラを搭載しないという点は賛否分かれるところだと思われます。
この背景には、Googleが発売しているスマートグラス「Google Glass」「Glass Enterprise Edition」においてプライバシー侵害への懸念が提起されたことが関係していると考えられます。
実際にGoogleは消費者向けへのスマートグラス販売を中止して企業向けの製品へとシフトさせており、プライバシー上の社会的問題が解決できなかったことが示唆されています。
Appleはプライバシー保護をポリシーとして掲げており、その理念はiPhoneやiPad、Mac等のハードウェア設計にも現れています。
未来感のあるスマートグラスにカメラが搭載されないのは残念ですが、Apple製品として見ると当然のことなのかもしれません。
source:Youtube / FRONT PAGE TECH
Photo:Google Glass
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