Appleの特許関連メディア:Patently Appleは12月16日、Appleが顔認証「Face ID」と、指紋認証「Touch ID」の2つのセンサーを搭載したデバイスの特許を出願した事を報じました。
Patently Appleによれば、出願されたAppleの特許内容は、まず「Face ID」での認証を行ってログインに失敗すると、次に「Touch ID」で再認証が可能、さらにログインできない場合には最終的には「Pass Code(パスコード)」の入力でデバイスロックを解除するというものです。
実際、Face IDのみの端末を使用していると、例えば部屋が暗い場合や、Apple Pay支払い時など、顔認証だけでは不便と感じる場面が少なからずありますので、指紋認証とのダブル認証は多くのユーザーの支持を得られる技術に違いありません。
次期iPhoneに採用されるかどうかは不明ですが、早めの搭載を望みたい技術の1つでしょう。
それより何より、特許出願に用いられたデバイスの図にははっきりとホームボタンが描かれている事から、「すわ、iPhone SE-2か」とするメディアもあります。
しかし、Patently Appleの記事では、「画像は顔認証と、指紋認証を搭載する古いモデルのもの」としながらも、Appleは、特許審議官などに新しいiPhoneのデザインを知られたくなく、新しいiPhoneを秘密にしておきたかったために採用したに過ぎないとしています。
とは言え、極度の販売不振が伝えられるAppleにとっての特効薬の1つは、価格が安い端末である事は明白で、しかもそれは、旧端末が古くなって値下げされたのではない事も重要な要素です。iPhone SEのように筐体こそ旧モデル用を流用しながらも、スマホのスペックは新開発でなければなりません。
さらに、もう1つあるとすれば、使い勝手の良かった指紋認証の復活も重要な要素かもしれません。
今回のニュースは、その真偽は分かりませんが、実現したらいいと思う2つの要素を兼ね備えた、ユーザーの望みにドンピシャな内容でした。
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