GoogleフォトiPhoneから無圧縮の写真を無料で無制限保存可能

[公開日:2019/10/19]

Googleフォトに、iPhoneで撮影した写真を無料で元の解像度のまま、無制限に保存できることが分かりました。一方、Googleが発表したPixel 4では、Googleフォトを無制限で利用できる特典が廃止されています。

iPhoneの無圧縮画像を無料で無制限にアップロード可能!

Googleフォトは、写真を無料で保存可能なサービスとして、iPhoneユーザーにも多くの利用者がいます。

ただし、無料プランの場合、保存可能な写真数は無制限ですが、アップロードできる写真は圧縮されるため、オリジナル解像度の写真を保存したい場合は、有料のストレージプランを申し込む必要があります。 

しかし、iPhoneからGoogleフォトに、オリジナル解像度の写真を無料で無制限にアップロードできることが発見されました。

 

iPhoneとGoogleフォトの設定を変更するだけ

Googleフォトにオリジナル解像度の写真を無料でアップロードするに必要なのは、iPhoneとGoogleフォトそれぞれの設定を変更するだけです。

まず、iPhone7/7 Plus以降のiPhoneで「設定」アプリから「カメラ」>「フォーマット」を開き、「高効率」を選択します。

次に、Googleフォトアプリで「設定」>「バックアップと同期」にある「アップロードサイズ」をタップし、「高画質(無料、容量無制限)」を選択します

これだけで、iPhoneで撮影した写真が元の解像度のまま、Googleフォトに無料でアップロードされるようになります。

 

iPhoneの画像ファイルが原因

Googleフォトの盲点を明らかにした海外掲示板サイトRedditユーザーによると、この現象が起こる理由は、iPhoneで採用されている画像の保存形式にあります。

 

iPhone7/7 Plus以降のiPhoneで写真の保存形式に「高効率」を選ぶと、画像ファイルのサイズが従来の半分程度で済む「HEIF」形式で保存されます。

Googleは、HEIFファイルを圧縮すると逆にサイズが大きくなってしまうのと、世界中のユーザーからアップロードされるHEIFファイルの圧縮に相当な処理能力が必要となることから、HEIFファイルを非圧縮のまま保存しているためとみられます。

なお、iPhoneの設定で「高効率」を選ぶと動画はHEVC形式で保存されますが、米メディア9to5Macによると、Googleフォトに保存された動画ファイルは1,080pに圧縮されることが確認されたそうです。

 

Google Pixel 4は「元の画質」の無料アップロード対象外に

GoogleのスマートフォンPixelシリーズは、無圧縮の写真をGoogleフォトに無制限で保存できることを売りにしてきました。しかし、GoogleはPixel 4の製品情報ページで、Googleフォトサービスについて以下の説明を掲載しています。

Googleは「Pixel のストレージ情報」として、Pixelシリーズで元の画質でのアップロードには期限があると説明しています。例えば、Pixel 3で元の画質でアップロードできるのは2022年1月31日まで、と説明しています。

 

source:Reddit

source:9to5Mac,

source:The Verge

source:Google

人気ブログ

新着ブログ

機種一覧

店舗一覧