セルフ修理の危険性

[公開日:2024/04/27]

ダイワンテレコム大阪九条店でございます。

先日iPhone8のバッテリーをご自身で交換されたが、イヤースピーカーケーブルを切断してしまったため修理のご依頼をいただきました。

この写真のようにケーブルが切断されると通話の音声が出なくなり、フロントカメラも機能しません。iPhone8までとSEはこのイヤースピーカーケーブルを交換すれば済みますが、iPhoneX以降の機種ではイヤースピーカーを取り替えると通話はできますが、FaceID(顔認証)が機能しなくなります。

少し前にもiPhone13 miniのバッテリーを自分で交換され、液晶パネルを破損された方がいました。バッテリー交換したiPhoneを確認しましたが液晶パネルの表示ができなくなっており、液晶パネルとベゼルが剥離していました。

iPhone11までの機種は本体と液晶パネルの接着が比較的弱いのですが、12以降の機種は接着が強力で当店でも専用工具を使い時間をかけて外します。

他には液晶パネルのケーブルを切断された方もいらっしゃいました。

ネットではセルフ修理用のバッテリーと工具などが一緒に売られていますが、故障しても責任を取ってくれる訳ではありません。もし基盤を損傷した場合は高額の修理費用がかかります。

スマートフォンは精密機械なのでわたくしたち修理専門店でも、神経を使いながら修理を行っています。電子機器の修理に精通している方は別ですが、安易に自分で修理するとかえって高くつことにつながりますので十分ご注意ください。

この記事を書いた店舗情報

大阪九条店

550-0027
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06-6581-7041

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