今、iPhone XS及びiPhone XS MAX以降の端末の通信速度に非常に注目が集まっています。
同端末の仕様として「ギガビット級LTE」への対応が明記されており、この通信速度と言えば自宅で引いているネットの回線よりも速い場合があります。
各キャリアの通信回線で実施された速度テストでも、iPhone Xに比べて約260%もの増速が実現しているとの結果が報告されています。
ところで、ギガビットと聞いてもいまいち聞きなれない言葉ですよね。
通信速度の目安として表示される数値は現在の標準はMbps(メガバイト)となります。
現在のごくごく一般的に流通しているスマートフォンの通信速度と言えば30~50Mbpsが主流となっています。
そして今回注目されているギガビットとはメガバイトの数値にすると125Mbps相当にあたります。
おおよそ2.5倍から4倍の通信速度の上昇と言う事になります。
▼ Point ▼
これだけの速度を実現できるようになった背景として「4×4 MIMO」という新技術が米3大キャリアの通信回線で実験的に導入された事によって実現されたものとなります。
もちろん、日本の大手3社のキャリアでも「4×4 MIMO」や、「256QAM」技術の採用により、地域は限定されますが超高速通信サービスの提供を開始しており、iPhone XSおよびiPhone XS MAXで体験する事が可能です。
今回の実験では125Mbpsとギガビットレベルの通信速度が実現可能と言う事が証明されましたが、各キャリアが「理論値」として表示している数値は最低値でも700Mbps後半まで迫っており、近い将来1000Mbpsつまりギガバイト級の通信速度を実現する所まで見えてきています。
・NTTドコモ
NTTドコモでは2019年、今年の冬頃より最大1576Mbpsと言うギガバイトレベルの通信ができる回線を実現するサービスを提供開始するようです。
・au
auでは現段階で818.5Mbpsの通信が可能な状態なので、ほぼギガバイト級と言っても差し支えないレベルまで来ています。
・Softbank
Softbankでは現在は774Mbpsと他社2キャリアと比べるとまだ改善する部分はあるもののそれでも超高速回線と言っても過言ではないレベルの通信が可能です。
前述の通り、この数値は「理論的な数値」として最大限効率的に回線を利用できる環境下の元での数値と言う事を前提としておりますので、ご留意ください。
通信も時間帯によって繋がりやすい繋がりにくいなどの条件があり速度低下が起きやすいのはお昼以降になります。
以下のスクリーンショットはその時間帯を中心に計測したKDDIグループのMVNO~UQmobileの通信速度の実測値です。
この画像はHuawei P10liteと言うAndroid端末での通信速度を表示したものとなります。
下限は19.8Mbpsから上限は42Mbpsまで出しています。
これだけでも十分な高速回線で動画サイトを閲覧したりするのにも十分な速度が出ています。
こちらはiPhone XSの通信速度を表示した画像になります。
下限は66.6Mbps上限は117Mbps!?まで出しています。
auの表示している実行速度のほぼほぼ上限をマークし続けているので快適にネットワークに接続する事が出来ています。
今現在も通信速度はどんどん改良されて言っています。
特にiPhoneシリーズの新端末は通信速度がかなり重要視されて開発されているので、iPhone11が登場するこのタイミングにiPhoneに乗りかえ、超高速通信でストレスフリーなネット通信生活を送る事を考えるのも良いかもしれません♪
ダイワンテレコム大阪梅田店では、ほぼ毎日さまざまな情報を発信しております。
ガジェット関連のニュースや、日々の情報の収集などにお役立て下さい。
また、お手持ちのiPhoneが画面割れや、バッテリーの劣化にお悩みでしたら、当店WEBサイトよりご予約頂く事で割引も行わせて頂いておりますので、ぜひご活用ください。
梅田店
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1地下1階 大阪駅前第1ビル
06-6131-9797