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アイフォン修理のダイワンテレコム大阪梅田駅前店です。
米中貿易戦争の影響で、Appleを始めとするアメリカ企業から依頼が来なくなってしまうことを危惧してか、iPhoneの組み立てを請け負っているPegatronが中国からインドネシアに生産拠点を移動している最中だと伝えられました。
米中貿易戦争が起因
Nikkei Asian Reviewから報じられた情報によると、Pegatronは今後インドネシア工場を2019年の半ばごろから始動させる見込みとのことで、ベトナムなども拠点の候補として挙がっていたようですが、インドネシアのバタム島への出資が非常に早く、間違いないだろうと言われています。
今回拠点を移動するきっかけになったのは、おそらく米中貿易戦争によるAppleからの依頼が来なくなってしまうことを危惧した結果だと言われています。ドナルド・トランプ氏が「中国から輸入するiPhoneを含めた電子製品に関税をかける、それが嫌ならアメリカ国内に工場を作ればいい」とほのめかしたこともあり、中国でiPhoneの生産依頼を受けている工場の多くはバタついているようです。
サプライヤーたちの反応
Pegatron以外のAppleサプライヤーたちも生産拠点を中国から移動させることがこの先考えられます。最大手のサプライヤーFoxconnは、ベトナムに工場の新設を検討しているとし、会長テリー・ゴウ氏は「不安定な政策が生産者にとってプレッシャーとなっている。複数拠点戦略のみが、目まぐるしく変わりゆく状況に対応できる唯一の方法だ」と、コメントを残しています。
Quanta Computerは「米中間の貿易摩擦によりQuantaの計画が変わることはない」と声を上げており、今後も中国で生産を続けていく予定のようです。
米中貿易戦争の結果によっては、今でも高いと感じてしまうiPhoneがさらに値上げされて、多くの消費者には手の出しづらい高級ブランドになってしまう可能性もあります。それはやっぱりiPhoneユーザーとしては寂しいのでなんとか穏便に終わってほしいものです。
