iPhoneの画面は液晶だけでは無い！？

皆さんこんにちは！iPhone修理ダイワンテレコムサンロード青森店です！

皆さんは、世間一般で目に入らないことがない、液晶モニター、有機ELモニターについて、どう違うのか、中身がどういうふうになっているか知っていますか？

ニンテンドーSwitchも、最新型は有線LANのハブが搭載されている有機ELモデルという、有機ELモニターが搭載されていますね。

実はiPhoneもシリーズによって、液晶パネルと有機ELパネルのそれぞれが使用されているのです。

今回は、皆さんにiPhoneに搭載されている液晶パネル、有機ELパネルの性能と構造について詳しく解説していきます！！

液晶パネルってどういうもの？

皆さんは、液晶パネルがどのようにして、無限大の色、発光、そして指による操作を可能にしているかご存知でしょうか？

まず、一番先に知っておくべきことは、液晶パネルは３つの層によって構成されています。

一番表面に近い層は、カラーフィルターと呼ばれる、光を通すと色を出す層です。

その下に組み込まれているのが、電圧によって配列を変える、とてつもない量んお分子がある層です。この分子がiPhone本体から電気信号（電圧によって情報を伝えるもの）を受け取ることによって、その指示通りの配列に並ぶことによって、上記のカラーフィルターと含めて画面の様々な形や色を表現しているのです。

一番下の層は、上記の二層にライトを当てることによって、画面を光らせて、人間に見えるようにする層です。

現代で液晶を使うメリット

液晶は、有機ELと比べて、コストが安い、長時間同じ画面を出力し続けても画面焼けになりにくいため、寿命が長いという利点があります。

現代で液晶を使うデメリット

これらの中に指でタッチしたのを感じることができる、センサーが組み込まれているため、有機ELパネルと比べるとやや感度が低いといえます。

また、３層構造なので、１層で完成している有機ELと比べて、端末自体が重くなってしまうというデメリットもあります。さらに、液晶パネルは黒を描写する時も、黒色が出るように配列された液晶にライトを当てて色を出すので、どうしても漆黒を表現しづらいのと、画面は必ずライトを当てているので、有機ELよりも電池残量の消費が大きく、発色がぼやけてしまうというデメリットがあります。

上記を踏まえた上で有機ELとは・・・

上記の液晶と比べると単純に有機ELの方が性能が良いように思えるのですが、実は有機ELにもデメリットがあります。メリットも含めて確認していきましょう！

●メリット

有機ELパネルは、１層構造なので軽く、発色は一つ一つのとんでもなく小さいLEDライトが発光しているため、とても鮮やかで、黒を表現する際は、発光をしないだけで済むので、完璧な黒のコントラストを表現できるだけでなく、電池の残量の長持ちもいいです。また、１層の中にタッチセンサーがあるので、タッチの感度がとても良いです。

●デメリット

LEDライトを使用しているため、長時間同じ画面を表示していると、画面焼けを起こしてしまうのと、そもそものコストが液晶に比べて高いというデメリットがあります。