iPhoneX落下後にスピーカーが聞こえない

おはこんばんにちは、今池店の菊地です。

今回は前回ブログでご紹介したシンクに落としてからリンゴループになってしまったiPhoneXの修理後編です。

iPhoneXの落下後にリンゴループが発生してしまう原因はシステム的な問題ですが、そのシステム的な原因がソフトウェア（基盤）なのかハードウェア（部品）なのかは検証してみないとわかりません。

前回の検証結果からスピーカーの故障(不具合)と言うことがわかっているので今回はスピカーの交換修理をレポートします。

落下してからFaceID・イヤスピーカーが使えない

イヤスピーカ交換

iPhoneXからのイヤスピーカーはセンサー（近接・明暗・マイク）とスピーカーが半田づけされて一つの部品をとして扱われています。（一部メーカーでは分離している場合あり）

今回修理するiPhoneXは落下の衝撃によりFACE ID認識センサが故障して使用不可になってしまっている訳ですが、一部の部品ではイヤスピーカーを交換してしまうとFACE IDが使用不可になる場合もあるので修理される前には一度修理店に確認される事をお勧めします。

交換修理は３０分

イヤスピーカーの交換は液晶パネルを外して固定している３つのネジを外すせば交換可能です。実際部品の交換にはさほど時間はかかりませんが、様々な作業が他にもあるのでそれを含めた念の為の時間設定と言う事でご了承ください。

この部品は先ほどご紹介した通りスピーカーとセンサー半田で固定接続された部品なので分解するとこうです↓

からのー

こういった感じです。

一説によるとスピーカーに繋がっているこのセンサー系ICがFACE IDと紐付けされていているためセンサー一体型のスピーカーを交換するとFACE IDが使えなくなると言うようなことがあるようなので心配な方は修理される前に修理店に確認してみる事をお勧めします。

スピーカー交換後は無事にスピーカーが聞こえるこうになりました。

（近接センサーも大丈夫でした）

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