ダイワンテレコム大宮店をご利用頂き誠にありがとうございます。
修理スタッフのYKです。
暑い!兎に角、暑い!!!
涼しいまま夏が終わると思っていましたが、どうやら天気様はそうはさせてくれないようですね。
本日の大宮は35度と猛暑日でしたが、日が沈んだ後もこのじめ〜っとした暑さは残りそうです。
皆様、熱中症には気をつけましょう。雨が続いていたせいで水分補給を忘れてしまいがちかもしれませんが、
こういう時が一番注意が必要です。
さて、本日のブログは「ゴーストタッチ」の症状についてご紹介したいと思います。
ゴーストタッチ?
幽霊?触る?
ゴーストタッチという名前は一見カッコ良い(個人的に)響きに思うかもしれませんが、幽霊が怖いのと一緒で
ゴーストタッチも怖い症状の1つなのです。
・ゴーストタッチとは?
ゴーストタッチとはiPhoneのタッチパネルを触れてもいないのに勝手にタッチ動作が反応する症状のことです。
見えない幽霊がタッチ操作をしているかのように動くことからゴーストタッチと呼称され、iPhoneだけでなく
Androidのスマートフォンでも不具合の報告が数多く上がっています。
「でも勝手にタッチ操作が反応するだけで、言うほど恐ろしい症状でもないのでは?」
確かに、幽霊が触れるかのようにタッチ操作が反応するのは少し可愛いように感じるかもしれませんが、
実はこのゴーストタッチ、パスコードの入力画面でとても厄介なんです!
一歩間違えるとデータがリセットされてしまう可能性があります。
まず、iPhoneはパスコードを6回間違えると1分間ロックが掛かります。
ロックが解除され、そこから更に1回間違えると5分間ロック、次に間違えると15分間と、
間違える度にロックされる時間が増し、計10回間違ってしまうと
「iPhoneは使用できません」と表示に切り替わり、ロックを解除するには、iPhoneをリカバリーモードに切り替え、
iTunesで出荷時の状態に戻さなければなりません。
出荷時の状態 = 端末内のデータを全てリセット・・・。
ゴーストタッチはパスコードを勝手にタップしてしまうので、寝る前までは使用できていたが朝になったら
ロックがかかっていた、というような事例も多く存在します。
・・・なんて恐ろしい・・・
ではなぜこのゴーストタッチという症状が発生してしまうのか。
その原因のほとんどは落下による液晶パネルの損傷です。
iPhoneを落として画面が割れたけどタッチ操作は特に問題なく使用できていたが、
徐々にタッチ操作の反応が鈍くなり、気づけば触れてもいないのに
タッチ操作が反応していた!というお問い合わせが多く寄せられており、
この症状を改善するにはフロントパネル自体を交換する必要があります。
iPhoneのタッチパネルは静電気を検知してタッチ操作が出来るように設計されており、
落下によって静電容量式と呼ばれるセンサー部分が故障・破損したことによって電流が不安定になり、
電荷量を検知することができなくなったことでゴーストタッチが発生してしまうのです。
ゴーストタッチの症状は、タッチ操作だけでなく、スワイプなどの動作を巧み操り、
本当に幽霊が操作しているかのように反応します。
ゴーストタッチが発生した場合はすぐに電源を切り、お近くのiPhone修理専門店で診てもらいましょう。
電源が切れない場合は強制シャットダウンをし、電源を入れることを控えましょう。
iPhone5~6sの強制シャットダウンは電源ボタン・ホームボタンを長押し、画面が消えたら離す、
iPhone7/7Plusは電源ボタン・音量下げるボタンを長押しで出来ます。