Antutuは、スマートフォンのベンチマークスコアを計測するアプリで、「CPU」「UX」「3D」の3つのスコアの合計数値でその端末の性能を数値化することができます。
「CPU」は、中央演算処理装置の事で、デバイス全体の処理能力の高さを表し、「UX」は操作性への評価、「3D」は画像処理に関する評価となります。
iOSデバイスのトータルスコアTOP3は、2018年に発売されたiPhone XS/XS MAX及びiPhone XRでした。
iPhone XSが発売された当初、全てのスマホの中で初めてトータルスコアが30万点を超えたと話題になりましたが、iPhone XS MAXはもちろん、同じ「A12 Bionic」を搭載するiPhone XRも軽く30万点オーバーのスコアをマークしており、TOP3機種のトータルスコアの合計は、なんと100万点超えとなっています。
4位・5位には、やはり2018年発売のiPad Proが入り、高性能ぶりが伝えられている通り、トータルスコアで27万点超を記録しています。
さらに、6位には1年前(2017年)に「iPhone10周年記念モデル」として華々しく登場したiPhone Xが入っていますが、僅か1年の違いで10万点を超えるスコアの差が付いている事に驚きます。
7位・8位には、iPhone Xと同じく2017年に発売されたiPhone 8/8Plusが入り、スコアは22~23万点となっています。
AndroidスマホのAntutuスコアは以下の通りです。
Androidデバイスの場合、TOPはHuawei Mate 20 Proで309,628点で、Androidで唯一30万点超えとなっています。2位はASUS ROG Phoneで297,078点、3位はOnePlus 6で292,007点でした。
TOP3機種の合計スコアは、898,713点でした。
TOP10のうち、ASUSが台湾、Samsungが韓国である以外、全てを中国企業のスマートフォンが占めています。
昨今の中華スマホの実力向上には目を見張るものがあります。
スコアを個別に見れば、操作性に関するスコアでは相対的にAndroidの方が上回る一方、CPUやGPUではiOSが大きく上回っており、ベンチマークスコアがスマートフォンの全てを表しているとは言えませんが、1つの性能の目安としてトータルスコアの比較は一定の意味があるように思います。
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