iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
今年6月19日から運用が開始された、新型コロナウイルス接触確認アプリの「COCOA」ですが、8月3日の17時時点でiOS、Android合計のダウンロード数が約1,099万件となりました。
その一方で、陽性として登録された件数は同時刻時点で107件と、ダウンロード数に対してかなり少ない数値となっています。
厚生労働省が公開した、新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」は、スマートフォンのBluetooth機能を使って「濃厚接触」を検知、記録するためのアプリです。
7月31日には総ダウンロード数が1,000万件に達しており、内閣府副大臣の平将明氏は「思ったよりもダウンロード数が多く、関心を持ってもらっている」と評価しています。
アプリのダウンロード数は順調に増えている一方で、新型コロナウイルスの陽性と診断された人のみがCOCOA上で申請できる「陽性登録者」については107件と伸び悩んでいます。
新型コロナウイルス感染症は、東京に限っても新規感染者が200人を上回る日が続いており、公表されている新規感染者数に比べてCOCOAでの「陽性登録者数」は少ないと言えるでしょう。
日本大学 生産工学部は、COCOAを利用した新型コロナウイルスの感染者数削減効果のシミュレーション結果を発表しており、「人口の約半分がCOCOAを利用し、感染者と接触したことを知った人が外出を半減させることで、累計感染者数が半減する」という試算が出ています。
新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」は、GoogleとAppleが共同開発を行った接触確認APIを利用して開発が行われており、「プライバシーの保護に重点が置かれている」という特徴があります。
COCOAでは氏名や電話番号、住所などの個人情報が取り扱われることはなく、また位置情報が記録されることはありません。
取得されたデータは暗号化された状態でユーザーのデバイスのみに保存され、記録から14日後には自動で削除され、政府、GoogleやAppleをはじめとした企業にデータが送信されることもありません。
また、GoogleとAppleが共同開発した接触確認APIは今後アップデートが予定されており、測定精度の向上や、より詳細な接触リスクの判定、さらにAndroidでは、位置情報がオフになっていても接触確認アプリが利用可能になるとのことです。
source:厚生労働省
source:CNET Japan
梅田店
530-0001
大阪府大阪市北区梅田1丁目3−1地下1階 大阪駅前第1ビル
06-6131-9797