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iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
Photo:Apple
Apple(アップル)は米国時間3月13日、第31回世界開発者会議「Worldwide Developers Conference」の開催をオンラインで行うと発表しました。
Worldwide Developers Conference(以下WWDC)は毎年夏にアップルが開催している開発者向けイベントで、オンラインでの開催は実に初めてのことです。
同イベントでは毎年「iOS」や「macOS」「iPadOS」「watchOS」「tvOS」の次期バージョンが発表されるのが通例となっています。
2020年のWWDCでは、「iOS14」の最新機能情報・開発者向け情報が目玉になると見られています。
「健康に関する現状」がオンライン開催の理由
Worldwide Developers Conferenceのオンライン開催の理由として、直接新型コロナウイルスの影響とは述べられませんでしたが、アップルのワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ・シラー氏は「健康に関する現在の状況を鑑みて、基調講演、セッションをオンラインで提供するWWDC2020の新たなフォーマットを作り上げる必要があった。」としました。
WWDCは米カリフォルニア州サンノゼで行われる予定でしたが、現在アメリカでは新型コロナウイルスの感染者数は1300人を超えており、予断を許さない状況が続いています。
オンラインでのWWDC 2020は現時点では開催時期が6月であるということしか明らかにされていませんが、具体的な日程・イベントのプログラムなどの情報はは6月までにメールや「Apple Developer」アプリや・同Webサイトで発表すると案内しています。
また、WWDC 2020をオンライン形式で行うという変更に伴うサンノゼ市当局の損失を補填するために、100万ドルを提供することを発表しています。
世界中の大規模イベントが次々に中止・オンライン開催へ
新型コロナウイルス(COVID-19)は現在においても世界中で感染が拡大しており、現在中国のみならず欧米においても多数の感染者が発生しています。
米ロサンゼルスで開催される予定であった世界最大のゲーム見本市であるE3(Electronic Entertainment Expo)や、スペイン・バルセロナで開催が予定されていた世界有数の携帯電話展示会「MWC Barcelona 2020」など、世界規模の大規模イベントが中止となり、Microsoft・Google・NVIDAなどがテック系のイベントをオンライン開催で行うと発表しています。
また、3月末に開催されると予測されていたAppleの新製品発表イベントが新型コロナウイルスの影響により延期されることが決定した、という情報が米アップル関連情報サイトである「Cult of Mac」より述べられています。
アメリカ国内においては、現在数百人以上が参加するイベントを禁止とする州が増えています。
iOS14の新機能
iOS14では、不具合が頻出したiOS13の反省を踏まえ、安定性を重視したアップデートが行われると報じられています。
そのため、新機能などはあまり追加されないとされていました。
しかしながら、先日流出したiOS14のソースコードからは、「iPhone 9(iPhone SE2)」にTouch IDが搭載されることを示唆する情報、新たなアクセシビリティ機能の追加、AR(拡張現実)アプリの追加、「Apple Pencil」で手書きした文字がテキストとして認識できる機能の追加など、様々な新機能に関する情報が発見されています。
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