
こんにちは、iPhone修理ダイワンテレコムイオンスタイル入間店です。
「マナーモードにしていたのに音が鳴ってびっくりした」
「もしかして故障かも?と不安になった」
こうしたお声を、お客様からよくいただきます。
ですがご安心ください。マナーモードにしていても音が出るのは、iPhoneの仕様によるもので、故障ではないことがほとんどです。
今回は、マナーモード中に音が鳴る理由と、どうしても音を出したくないときの対処法について、わかりやすくご紹介します。
マナーモードとは?
iPhoneの本体側面にあるスイッチを操作することで、マナーモード(サイレントモード)をオンにすることができます。
マナーモードにすると、着信音や通知音などが鳴らなくなり、バイブレーションのみに切り替わります。ただし、すべての音が消えるわけではなく、いくつか例外があります。
マナーモードでも鳴る音について
以下のような音は、マナーモード中でも鳴るように設計されています。
・アラーム音(時計アプリ)
iPhoneの時計アプリで設定したアラームは、マナーモード中でも音が鳴ります。これは、アラームが重要な通知とされており、マナーモードの影響を受けない仕様になっているためです。
・緊急速報(地震・災害など)
地震速報や津波警報、Jアラートなどの緊急速報は、マナーモードに関係なく音が鳴ります。命に関わる通知のため、強制的に音が出るようになっています。
・AirTagなどの通知音
近くに自分のものではないAirTagがある場合、不審な動きが検知されると、iPhoneが警告音を出すことがあります。これも安全性を考慮した仕様で、マナーモードでは無効化されません。
・FaceTimeやメッセージの着信音(設定による)
FaceTimeの通話やiMessageの通知は、通知設定によってはマナーモード中でも音が鳴る場合があります。特に「緊急性の高い通知」が有効になっていると、音が鳴ることがあります。
音を完全に消したいときの対策
マナーモードだけでは不十分な場面では、以下の方法を組み合わせることで、音をより確実に抑えることができます。
・アラーム音をオフにする
アラームを設定する際に、サウンドを「なし」にすると音が鳴らなくなります。なお、バイブレーションが作動する場合があるため、必要に応じてバイブもオフに設定してください。
・集中モードを活用する
iPhoneには「集中モード」という機能があり、「おやすみモード」などを含む複数のスタイルから通知制限を設定できます。会議中や就寝中など、音を出したくない場面で活用すると便利です。
・音量を最小にする
本体の音量を最小に設定しておくことで、メディア再生音や一部通知音を抑えることができます。ただし、アラーム音は本体音量に関係なく鳴るため、別途アラームの設定も見直しましょう。