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iPhone(アイフォン)修理のダイワンテレコム大阪・梅田駅店です。
Photo:LETSGO DIGITAL
iOS14のソースコードの解析によりiPhone 12シリーズの上位モデルにしかToF方式の3Dセンサーが搭載されない可能性があることが判明しました。
先日、今年秋の発売が期待されているiPhone 12シリーズのうち最低1つのモデルには背面にToF方式の3Dセンサーを搭載する可能性がある、という予測が以前米メディアFast Companyから報じられたばかりであり、やはり標準モデルにToF方式3Dセンサーが搭載される見込みは薄そうです。
ToF方式3Dセンサー
Photo:appleinsider
ToF(Time of Flight)方式とはその名の通り、投射した光が物体で跳ね返り帰ってくるまでの時間を測定して、3D情報を認識する新技術です。
iPhone XシリーズやiPhone 11シリーズの全面に搭載されていた3Dセンサーである「TrueDepth」センサーは認識できる距離に25~50cmという制限がありますが、ToF方式3Dセンサーでは認識距離が大幅に伸び数m以上離れていても物体の深度情報を正確に捉えることができます。
ToF方式3DセンサーがiPhoneの背面に搭載されることで、拡張現実(AR)やポートレート(肖像)撮影での大きな活躍が見込まれています。
また、iOS14のソースコードからは拡張現実をサポートするアプリの存在が見つかっており、生まれ変わった3Dセンサーと追加されるアプリがiPhone 12上位シリーズの「推し機能」として登場するという予測もされています。
ToF方式3Dセンサーの製造は、従来の「TrueDepth」の製造を行っている米「Lumentum」が行うとされていますが、Lumentumは「まだ正式に発表されていないデバイスに関する言及は控える」としています。
iOS14のソースコード流出
iOS14はオンライン開催が決定しているAppleの第31回世界開発者会議(WWDC 2020)で発表される見込みですが、既にソースコードが流出しているとされており、様々なアップル関連情報メディアがソースコードの解析から新情報を発見してきました。
ToF方式3Dセンサーが上位モデルのみ搭載、という情報の他にも
「iPhone 9(iPhone SE 2)のTouch ID搭載」
「次世代iPad Pro」
などの興味深い情報が流出したソースコードより発見されています。
しかしながら、実際にこれらの情報が正式リリースに反映されるかどうかは未だ定かではありません。
とはいえ今回の、搭載にコストのかかる3Dセンサーが上位モデルのみに採用というのは現実味のある話に見受けられます。