
ダイワンテレコム大宮店の佐久間です。
米大学の研究者が消化機能付きのバッテリー開発に成功したと報道されました。iPhoneにも使用されているリチウムイオン電池に消化機能を追加する事ができたという事です。
その方法というのが、バッテリー内に難燃剤としてよく使われる「リン酸トリフェニル」と加えるというもの。
通常では、難燃剤は機能しませんが、温度が150度を超えると難燃剤を覆っている繊維が溶け出し、難燃剤が放出されます。実験では、発火してからわずか0.4秒で火が消えたそうです。
ただ、発火した際に難燃剤が機能する事は実証されましたが、過充電・過放電、バッテリーに物理的な衝撃が加わった場合に適切な反応をするようになるには、さらなる研究が必要になるとの事。
また新たなスマートフォンの発火・爆発事故が起こらないように、実用化に向けて研究ガンバって欲しいですね!
iPhoneのバッテリーも状況によっては、発火・爆発をする事があります。落下時などの衝撃で「バッテリーが膨らんでいるのを直したい」とバッテリー交換の依頼を受けて作業を行っている時に、発火をした事があります。慌てて消化作業をしたものの、店内が煙だらけになってしまいました。無事に消化でき、バッテリー交換自体も完了できましたが…同じことがiPhone使用時に起こっていたらと思うと怖いですね。
画面割れ/液晶不良も同様ですが、バッテリーが膨張したままiPhoneを使用しているととても危険です!早めにバッテリー交換することをおススメいたします!そのiPhone、ひょっとすると爆発するかもしれませんよ…!?