みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今日は、修理と関係なさそうでありそうなスマホ使用のお話です。一般論から出ませんので、よくご存知の方は読み飛ばしてください。
それは、秋のとある日の出来事でした。
入居施設で小用を済まそうとトイレに入ったところ、大の個室から話し声が聞こえてきました。スマホでお仕事の話でしょうか、スマプラが云々なんて声がしてきたんですよ。独り言ではなく明らかに通話中。さて、私のとりうる行動は二つ。配慮して駅のトイレまで行くか、そのまま小を済ますか。優しい日本人の多くが前者を選択するかもしれないです。しかしながら、ここはビジネス施設の中です。もうじき利用開始から4年になりますが、こういうのは初めてのパターンです。声から誰かなんて分かりませんが、若者ですね。最近の若いもんはなんてセリフを吐く機会はありませんが、店主はいい年こいたおっさんです。その場限りのことで済まずに、これから先ずっとこいつがトイレで話していたら、他の利用者に迷惑です。毎回駅まで行くのはごめんだね。わからせをすることにしました。
少し我慢していたので、小とはいえ排泄音。
続いて自動で反応する便器の水洗音。
少しの沈黙の後に個室から聞こえてきたのは、
「どこでしょうね」。
通話相手に届いたようです(笑)
相手が上司か同僚かお客か分かりませんが、これに懲りて二度としないことでしょう。
施設利用者の名誉のために言っておきますと、こんな非常識な人物は珍しいですね。おそらく同一人物ではというのが、大の個室利用後に手を洗わないのに何度か遭遇し、トイレと通路との扉を開けっぱなしで出て行くのも見ていますが、だいたいの利用者はちゃんとしています。バイキンマンは極めて例外です。
おそらくコロナ禍に入社した教育がなっていない会社の社員であるとか、学生起業した世間知らずか、いやそれ以前の人としての経験値、親の教育の問題か、と色々考えましたが、トイレで通話はバレなければよいとか、バレることを想定していないとか、人として下の下です。とはいえ、私も事情によりどうしても出た方が得策という判断をしたことはあります。すぐに折り返しますと素早く切るか、誰か来た気配があれば即切る前提で、人生で数えるくらい。商業施設のトイレで長電話している奴の隣を経験したことはありますが、他の利用者への配慮を掲げる施設内での無神経は想定外でした。
さて、本題は当然のことながら、トイレのバイキンを他のエリアに広めてしまう衛生面です。多数が使用しているわけですから、トイレの扉や錠、便器のフタ、レバー等、みんなが触れるところはバイキンだらけです。その手でスマホを触ってしまうと当然のことながらトイレ以外にバイキンをばら撒くことになります。通話しなければ、ネットを見るだけならとトイレスマホしたくなりますが、しないに限ります。
それから、これはこの記事を書くにあたって初めて知ったことですが、アメリカの研究によると、トイレスマホは痔になりやすいということのようです。
修理店としては、流す前にしても後にしても、お客様が水没させてしまうとお仕事になるのですが、修理金額は高額化しやすいです。ご対応を間違えなければクリーニングのみ、パネル交換まで、下手をするとバッテリー交換から基板修理までのフルコース。修理はケースバイケースですが、トイレに持ち込まなければ起きませんし、トイレで使用しなければ起きません。Face ID使えなくなるかも、というのが効果ありですね。水には近づけない、近づけさせない。
トイレスマホは百害あって一利なしです。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。







