iPhone11が水没して起動しなくなった際の内部乾燥

《総務省登録修理業者》

iPhone修理ダイワンテレコム名古屋今池店です。

今回は「iPhone11が水没して起動しなくなった際の内部乾燥と液晶パネル交換」をご紹介します。

詳細は「前日、トイレに水没してすぐに取り上げた時は起動・操作できていたが、５分ほど放置した後に触った時にはすでに起動していなかった」という状態でした。

修理前にお客様よりヒアリングしたところ

「電源ボタンは押したが、充電ケーブルは差して無い」

とのことでしたがこれは正解です。

充電ケーブルを差してしまうと内部のどこかでショートしまう恐れがある為、絶対に充電ケーブルはささないことが大切です。

▼では早速、内部状況を見てみます。

水没したiPhone11のフロントパネル 開封	iPhone11 水没した内部の拡大

かなり、水が入っているのが伺えます。

右側の写真ではSIMスロットが黒く焦げているのが確認できます。

 

▼液晶パネルを外してみました

本体左下　ピンク色に変色した水没反応シール	基板側　液晶コネクタ側とも少し黒ずんで怪しい状態

 

▼ここから基板や各所部品をばらしていきます

ネジが多数、上下に複数固定されているので順番を忘れないように写真を撮りながら進めていくとあとから確認できるので良いかもしれません

SIMカードが少し黒ずんでました	SIMカードスロット裏は水滴だらけ・・・

 

▼ラウドスピーカー・TAPTIC ENGINEを分解する

部品数は少ないが、ネジが複数上下している為写真で記録しながら進みます

本体下部は部品少ないですがネジがたくさんあります	ラウドスピーカー・TAPTIC ENGINEの裏は結構な浸水です

 

▼バッテリーやフロントカメラを外す

バッテリーを外すには裏にある粘着テープを外します

フロントカメラは少し下にズラすと外れます

フロントカメラの裏も水滴が多数見られました	バッテリー裏もベチャベチャです

 

★分解作業はここまで行い、後は乾燥・クリーニングをおこないます

乾燥後に部品の組み付け（組み立て）ましたが、起動しなかったのでフロントパネルを交換してみたところ起動してデータもそのまま残った状態でした。

しかし、FACE IDが利用不可となっておりました。

FACE IDを機能させる部品が水没により故障した場合には基板修理を行うことで復活する場合もありますが、一度でも水没している端末は修理後の保証が効きませんのであまりお勧めはしておりません。

 今池店では水没してしまった際はできるだけ即日お持ち込みいただくことをお勧めしております。また、冒頭でも記載させていただきましたが水没して電源が入らない場合でも充電ケーブルは差さないでください。基板ショートしてしまうと内部乾燥やクリーニングだけでは復活せず、データを取り出すための基板修理をしなければなりません。普段からデータのバックアップを行なうことで万が一の事態に備えることができますのでこの記事をご覧になった皆さんは今一度データのバックアップが取れているか確認してみてください。

さて、本日のブログ

「iPhone11が水没して起動しなくなった際の内部乾燥と液晶パネル交換」

いかがでしたでしょうか？

 

他にもリアカメラ交換やNitendo Switchなどの修理も行なっておりますのでお困りの際はお気軽に今池店スタッフまでご相談ください。

↓《修理科目一覧》↓

画面割れ・液晶不良(タッチ不良・変色など)・バックカメラレンズ割れ・カメラ交換（ピントブレ・真っ暗・フラッシュライト点かない）・基板修理(部品交換しても起動しない・充電できない・タッチ操作できない・カメラが映らない・リンゴループになるなどなど)

↓《対応機種一覧》↓

iPhone/iPad/iPodTouch/Xperia/HUAWEI/Galaxy/

ZENFONE/ASUS/Xaomi/Redmi/Nintendo Switch/

AQUOS(一部)/MacbookPro（バッテリー交換）などの

修理・買取を行なっております

iPhone/iPadは一部を除き即日修理可能ですがその他の修理に関しては部品お取り寄せの対応となることもありますので予めお電話などにてご確認ください。

 *部品のお持ち込み修理も承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。

皆様からのお問い合わせ・ご来店お待ちしてります。

 

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