iOS12.1以降を搭載したiPhoneXS、iPhoneXS Max、iPhoneXR以降の端末は、物理的なnano-SIMに加え、デジタルSIMにも対応しているため、2つのSIMを使い分ける事が可能となっています。
本日はデュアルシムを活用するための入門編として、DualSIM基礎知識を紹介したいと思います。
そもそもSIMとは、「Subscriber Identity Module(※加入者認識モジュールの意味)」の頭文字を取ったもので、電話番号情報が書き込まれてるカードのことです。このSIMカードに登録されている電話番号情報をその機器で読み込むことによって、契約しているプランなどのサービスを利用することができるようになります。
このカード型SIMは、一度書き込んだ電話番号情報を上書きすることはできません。
これは、2つのキャリア回線(docomoやauなどの通信事業社の電話回線)を1台のアイフォンで同時に使うことが出来る機能のこと。また「DSDS(※Dual SIM Dual Standbyの略)」とも呼ばれ、文字通りどちらの電話番号に電話がかかってきても受けることが出来ます。
この機能を有したスマホをデュアルSIM端末と呼びます。
アイホンXS/XRやAppleWatch Series3にもこのeSIMが搭載されています。
「embedded Subscriber Identity Module」の略で、端末本体に埋め込まれているSIMという意味になります。端末内に組み込まれた部品であるため抜き差しすることはできません。またデジタルSIMとも呼ばれています。
このeSIMは、カード型SIMと異なり携帯電話情報を上書きすることができます。
上記の通り、最大の特徴はSIMカードを抜き差しすることなしに携帯キャリアの契約情報を書き換えられる点にあり、その場ですぐに通信プランを使えるようになります。
従来であれば、例えば海外旅行に行く際、現地のプリペイドSIMを購入して差し替える必要がありました。それを事前に手続きすることにより、eSIMの情報を現地のキャリアに切り替えておくことで、到着後すぐに現地の回線を使うことが出来るようになります。
5Gの発展と合わせて、これからのIoT(Internet of Things)市場では、あらゆるデバイス(自動車、農業機器、重機、ウェアラブルデバイス、ヘルスケアデバイスなどなど)に通信機能を持たせる際、物理的な入れ替えなしで通信事業者を切り替えられる事にメリットがあるため、世界利用が推奨されているようです。
異なる2つの通信事業者を利用するには、SIMロックが解除されたiPhoneが必要となります。解除されていない端末の場合は、両プランとも同じ事業者のものを使う必要があります。
引用元:https://support.apple.com/ja-jp/HT209044
アップルの公式ページから引用した通り、eSIMサービスを提供している通信事業者でないと利用することはできません。
後学のためにもデュアルSIMを使いこなせると良いかもしれませんね。今後はデュアルSIM活用編のブログ記事も掲載したいと思いますが、、
さて、まだまだ最新機種のiPhone XS・XRですが、なんだかんだ発売されて結構経ちますね。液晶が割れてしまったなど壊れた方も多く、ダイワンテレコム藤沢店でも修理にご来店される方が増えてきています。
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