Apple、ストレージの「その他」巨大化問題を解消

多くのユーザーが「容量が圧迫されている」「消そうと色々操作しているうちに逆にその他の容量が増えている」など、頭を悩ませていた現象が、8月12日にリリースされたiOS13.6.1/iPadOS13.6.1により解消されました。

これまで、ストレージ内の「その他」部分の不要なシステムデータファイルの自動で削除されない問題が発生していましたが、iOS13.6.1/iPadOS13.6.1のリリースにより自動で削除されるようになっています。

Appleは、「その他」が肥大化してストレージの空き容量がなくなると、iOS/iPadOSをワイヤレスでアップデートできないため、Appleはコンピュータを使ってアップデートするよう案内しています。

しかし、ストレージに空きが無くアップデートをすることが出来ない場合は初期化を行うよう案内しています。

初期化手順

1.iCloud *またはコンピューターでデバイスをバックアップします。

2.バックアップが完了したら、[設定]> [一般]> [リセット]に移動します。次に、「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップします。求められたら、パスコードまたはApple IDパスワードを入力します。

3.画面の指示に従って、デバイスをセットアップします。アプリとデータをこのデバイスに転送する方法を尋ねられたら、「iCloudバックアップから復元」または「MacまたはPCから復元」をタップし、作成したバックアップを選択します。デバイスのセットアップを続行します。

4.復元プロセスが完了するまで待ちます。次に、[設定]> [一般]> [ソフトウェアアップデート]に移動し、iOSまたはiPadOS 13.6.1をインストールします。

・iCloudバックアップから復元した場合、復元が完了する前にホーム画面が表示されることがあります。iPhoneまたはiPadを更新する前に、復元が完了するのを待ちます。復元の進行状況は、[設定]> [あなたの名前]> iCloud> iCloudバックアップで確認できます。

・iOSまたはiPadOS 13.6.1をインストールするまで、新しいアプリをインストールしたり、音楽やビデオをダウンロードまたはストリーミングしたりしないでください。