みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今日は、バッテリー交換依頼で受けて、実施しなかった症例です。
そのiPhoneは11Proでした。お客様が言うには、メルカリ入手でバッテリーのもちが悪く、すぐに充電が落ちてしまうとのことでした。
当店では受付時に原則的にお客様に操作してもらっての動作確認をしているため、早い話おかしな動作に気付くのが遅れたわけなのですが、先入観で私の頭はバッテリー交換モードになっておりました。バッテリーの交換歴があって最大容量判断が不可能でもありました。
受付終了後によく見ると、画面上部のモバイルデータ通信の電波マークが波打っているではありませんか。
あっ、これが原因と思い、調べてみると、SIMなしになっているのに電波を探しているからと判明しました。確かにSIMなしで受け付けました。
対処法は機内モードにしてWi-Fi接続と出て来たので、その通りにすると解消されました。一時間につき１％の減りならバッテリーの問題とは言えません。
解消されたので機内モードをオフにして、電源を切って返却へ。
しかしながらお客様の都合により、翌営業日以降の返却予定だったので、時間を置いて電源を入れると再発していました。
さらに調べると、どうやら機内モードオンのままが良いようです。
そして、抜本的な対策としては、「ネットワーク設定のリセット」が有効とのこと。
別件の不具合で、やむをえず勝手にiOSのアップをしたことはありましたが、ネットワーク設定の方は意外に面倒なことになりそうなので、触らずに説明して返却することにしました。何せiPhoneの初期化をする時に触れる「リセット」ですから、ちょっと間違えたらクレームものです。
「設定」→「一般」→「転送またはiPhoneをリセット」→「リセット」→「ネットワーク設定をリセット」
iOSが15台低めなのでアップもおすすめな状況でしたが、この季節の寒さも手伝うので、充電の減りはアップ後は少しの間速いかもしれません。対策をしても使用によりバッテリーは劣化するので、もしどうにもバッテリーのせいというようでしたらまたご来店ください、と話してお返しました。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。
