Appleが7月に米国でiPhoneやMacを手に入れるためのまったく新しいサービス「Apple Upgrade」をスタートさせました。
これまでの「一括・分割で買う」という方法に加え、毎月定額で借りて定期的に最新モデルへ乗り換えるという、今後のiPhoneの新しい手に入れ方として大きな注目を集めています。
今回は、サービス内容や「残クレ」との違いに加え、「どんな層・どんな人におすすめのサービスなのか」についても分かりやすく解説します!
■ Apple Upgradeとは?(新しい手に入れ方の仕組み)
Apple Upgradeは、毎月決まった月額料金を支払うことで、最新のApple製品をレンタル利用できる公式のリースプログラムです。
パートナーとして提携しているのは、スウェーデン発祥のFintech大手「Klarna(クラーナ)」。ヨーロッパやアメリカを中心に、世界的なBNPL(今買って後で払う決済サービス)のパイオニアとして知られる企業です。
信頼性の高い金融システムと連携することで、スムーズな審査や決済管理を実現しています。
一番の魅力は、リース期間が終わったタイミングで古い端末を返却し、そのまま最新モデルへアップグレードできる点です。「購入して所有する」のではなく、「必要な期間だけ利用して最新機種に乗り換えていく」という新しいライフスタイルを提案しています。
■ 巷で言う「残クレiPhone」やキャリアの返却プログラムとの違いは?
日本の携帯キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク等)でよく見かける「残価設定型ローン」や「返却プログラム(いつでもカエドキプログラム等)」と何が違うの?と思われる方も多いのではないでしょうか。
最大の違いは「購入前提の分割ローン」か「純粋なレンタル(リース)」かという点です。
【1. 契約の仕組みの違い】
・残クレ(キャリア等の購入プログラム): 本体を分割払いで「購入」するローン契約です。将来の残価(据え置いた金額)を設定し、残額を分割で支払います。返却すれば残価の支払いが不要になりますが、買い取る選択をした場合は自分の所有物になります。
・Apple Upgrade: 最初から「リース(賃貸)」契約です。所有権は購入者に移行せず、あくまでデバイスを使用する権利に対して毎月リース料を支払います。
【2. 対象製品の広さ】
・残クレ:主にiPhoneや一部のiPad、セルラーモデルのApple Watchなどに限られます。
・Apple Upgrade:iPhoneだけでなく、MacBook ProやiMac、Mac Studioといった高価なMac製品からiPad各種まで、Appleの主要プロダクト全般に適用できます。
【3. 回線契約との切り離し】
・残クレ:キャリアを通じて購入することが多く、回線契約やキャリア独自のサービスと紐づくケースが一般的です(端末単体購入も可能ですが手続きが複雑な場合も)。
・Apple Upgrade:Apple公式(Apple Store)が提供する直営サービスのため、シンプルに好きな製品を単体でリースできます。
■ 「Apple Upgrade」はどんな層・どんな人におすすめ?
このリース型サービスは、特に以下のような方・層にぴったりなシステムです。
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毎年〜2年ごとに必ず最新モデルへ買い替えるガジェット好き層 「iPhoneの新機能や最新スペックを常に試したい」というアーリーアダプター層にとって、毎回中古市場で手持ち端末を売却したり下取りの手続きをする手間が完全に省けます。期間終了後にそのまま最新機種へ乗り換えるだけで完結します。
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最新のハイスペックMacを仕事で使うクリエイター・ビジネス層 動画編集やデザイン、開発などで「常に最新のMシリーズチップ(MacBook ProやMac Studioなど)」を使いたい個人事業主やフリーランスの方におすすめです。高額な初期費用を抑えて経理上の月額コストとして管理しやすく、常に業務環境を最高スペックに維持できます。
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「端末を所有すること」にこだわりがないサブスク慣れ層 「物は所有せず、使いたい時だけ使えればいい」という音楽・動画サブスクに慣れた若い世代にもマッチします。数年後の買取や残価を気にするストレスなく、毎月決まった予算内でスマートにデバイスを使いたい人に最適です。
■ 対象製品とリース期間
・iPhone:12か月 または 24か月
・Apple Watch:12か月 または 24か月
・iPad:24か月 または 36か月
・Mac(MacBook Air/Pro、iMac、Mac Studio):24か月 または 36か月
ライフスタイルや製品のサイクルに合わせて、短期(1年)から中長期(2〜3年)まで期間を選べるのが特徴です。
■ 注意点や補足
・端末の返却条件 リース終了時には、製品を「良好な状態」で返却する必要があります。破損などがある場合は追加費用が発生する可能性があるため、AppleCare+などの保証サービスを併せて契約することが推奨されています。
・途中解約や早期アップグレード 残りの支払額と税金を精算することで、途中解約や早期の乗り換えにも対応しています。
■ 日本での展開は?
現時点では米国限定でスタートしたサービスですが、デバイスのサブスク化・リース化の流れは世界的に高まっています。
端末の高額化が進む中、日本でも導入されれば「残クレローンで買う」から「公式リースで定期的に乗り換える」という、今後のiPhoneやMacの新しい手に入れ方の主流になるかもしれません。日本でのサービス開始にも期待したいところです!







