Wi-Fiをプライベートアドレスで接続する方法

[公開日:2021/02/04]

こんにちは!ダイワンテレコム多摩センター店です!

Wi-Fiを利用する際のプライバシー対策についてご存知でしょうか?

 

iOS14以降を搭載したiPhoneやiPadでは、プライバシー強化のため、

Wi-Fi接続のたびに、異なるMACアドレスを利用できる設定があります。

 

MAC (Media Access Control) アドレスとは、Wi-Fiに接続する際に、

ネットワーク上で自身を識別するため利用されるネットワークアドレスです。

常に同じアドレスを利用していることで、デバイスの位置の特定や、ネットワーク活動の監視につながるリスクがあります。

 

そのため、いつも異なるMACアドレスを利用することが、よりプライバシー対策の強化につながります。

 

ネットワークアドレス「MACアドレス」とは?

Wi-Fiネットワークと通信するために、iPhoneやiPadといったデバイスでは、

MACアドレスとよばれるネットワークアドレスを使い、ネットワーク上で自身を識別します。

 

デバイスがすべてのネットワークで常に同じWi-Fi MACアドレスを使っていると、

時間経過に伴って、ネットワークの事業者やネットワーク観測者が、そのアドレスをデバイスのネットワーク活動や位置情報にひもづけることが容易になります。

これにより、ユーザー追跡やプロファイリングなどが可能になる仕組みです。

(これってもしかして、一度開いたサイトと同じ様なサイトの広告が毎回でたりすること?)

 

iOS14やiPadOS14、watchOS7では、プライバシー対策を強化するために、各Wi-Fiネットワークで異なるMACアドレスを使用しています。

このMACアドレスは、デバイスがそのネットワークに限って使うプライベートなWi-Fiアドレスとなります。

 

プライベートアドレスを使っても大丈夫?

Appleが公式サポートページで公開しているように、プライベートアドレスを使っても、

多くのWi-Fiネットワークへの接続方法、利用方法は今まで通り変わりません。

 

ただし場合によっては、ネットワーク側がプライベートアドレスでの接続を認めていないことがあります。

またデバイスでネットワークに接続できても、それ以上のアクセスが認められない場合もあります。

こうした場合はそのネットワークについては「プライベートアクセス」設定をオフにしましょう。

 

 

プライベートアドレスを使う接続、使わない接続を選べる?

 

iOS14のプライベートアドレス設定は、Wi-Fiネットワークごとに個別設定可能です。

いつでも設定アプリからオン・オフの切り替えが可能です。

 

プライベートアドレスを設定する手順

・設定アプリを開きます→「Wi-Fi」をタップ

 

・Wi-Fiを接続し、「i」マークをタッチします

 

・プライベートアドレスのスイッチをオンにします

 

「プライベートアドレス」のスイッチをタッチしてオンオフを切り替えます

プライベートアドレス設定完了後は、通常通りの操作でWi-Fiを利用できます

 

 

プライベートアドレスを使用することで、複数のWi-Fiネットワーク間のアイフォントラッキングを減らすことができます。ぜひ利用してみてください。

 

 

source:iPhone Mania

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