みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今日はよくあるご相談から、iPhoneの充電不良のお話です。
iPhone15シリーズ以上ではType-C仕様になった充電口ですが、iPhoneの充電不良のご相談はまだ圧倒的に14シリーズ以下のLightningの端末になります。だいたいの場合において、長年の使用でホコリが入っていって充電しづらくなっているパターンでして、先端の細いピンセットでつつくと出てきます。あとは非純正のケーブル端子先端が壊れて中に留まってしまうケースもあります。これもピンセットでつつくと出てきます。実質ほんの数分という所要時間ですが、その前後のお話も含めて当店では10分でご案内しております。当店ではしてもいない部品交換代をご請求することはありません。
この作業は慣れてしまえばとうということがないのですが、お客様自身でするとなると、ご注意事項があります。それは、必ず完全に電源を切って、1分以上経過してから開始することです。電源を切らずに、あるいは切ってすぐに行うと、充電口部品が本当に壊れてしまう危険があるからです。金属製ピンセットの代わりに爪楊枝を削って細くして使えば安全策となります。
ホコリが出てこない場合や端子先端がどうにも出てこない場合は、部品の交換が必要になります。ホコリが出てこない場合の原因は、水没やお風呂持ち込みによる場合が多いです。ボタン操作のみによる強制再起動をしても充電できなければ、交換開始となります。
当店では本日現在、だいたいiPhone7以上15までの機種について、即日で交換可能なのですが、部品が他の部品の下に入っているため、数時間を要します。iPhone11シリーズと12ProMax、14、14Plus、15では、基板を完全に外すことなくSIMスロットやバイブレーター、ラウドスピーカーの部品を外せば交換可能です。当店では本日現在取り寄せ対応の15Plus、16シリーズでも同様で、未対応の17シリーズでも交換容易になっているのですが、問題はそれ以外の機種です。古すぎて当店では対応していない機種の時代から15ProMaxまで、充電口の部品交換には基板を外す必要があるのです。基板の下を通ってから横方面に180度向きを変えて接続するコネクタ仕様のため、機種によっては基板に接続する上の方の部品まで外す必要があったりします。ネジの数が多いだけの話ではなく、種類と長さの違うネジを正確に元通りにする必要があります。このため、作業時間は2〜3時間でご案内しております。当店は22時まで営業ですが、充電口即日解決のためには19時までのご来店をお願いしております。
厄介なのは、基板も傷んでいる場合です。分解していく前に新しい部品を仮に取り付けて動作確認をするのですが、それで大丈夫だったので交換をしてみたら、基板由来で再度充電不可になるケースや部品が破壊されるケースもあるのです。これがすぐに起これば即基板修理に移行となるのですが、お渡し後に起こることもありまして、お客様にぬか喜びの再来店をお願いすることになってしまうのです。なかなかに関係者泣かせです。
以前は部品代が高額で、なかなか在庫化をしていなかったのですが、最近は少しずつ即日対応機種を増やしております。それでも当店ではSEを除いて原則的にブラック色のものを一つずつです。カラーが数種類ずつある各モデルを揃えるとなるとかなりの金額になる事情と、交換ニーズとのバランスから出した結論です。外側からはほとんど色が見えない部品ですから。それでも色にこだわる場合には、部品取り寄せ対応をさせていただきます。
iPhone8以上の機種では、背面充電も可能です。交換代よりも背面充電器の方がお安く手に入りますので、修理をしない選択肢もあります。その場合にはホコリの侵入を防ぐ充電口カバーの販売も当店ではしております。Lightning用、Type-C用の両方について在庫しております。壊れていなくても背面充電オンリーにされている方にもおすすめです。詳しくはお問い合わせください。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。







