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iPhone修理・iPad修理のダイワンテレコム大阪梅田駅店です。
2020年秋に発売される見通しのiPhone 12のうち、少なくとも1つのモデルに、「超音波式の画面内指紋認証センサー」が搭載される可能性がある、と台湾メディアの経済日報が伝えました。
Appleは2019年12月に「画面内にTouch IDを埋め込む技術に関連する特許」を取得したことが判明しており、画面内指紋認証センサーの搭載に積極的な姿勢を見せ続けていました。
iPhone 12のうち、少なくとも1つのモデルに搭載されると予想されている「画面内指紋認証センサー」とは、ディスプレイに指紋認証センサーを埋め込むことで、「ホームボタンなし」で指紋による画面ロック解除などが行えるようになる技術です。
Samsung Galaxy S20などのAndroidスマートフォンには既に採用されている機種があり、ベゼルを切り詰めつつも指紋認証に対応できるというメリットがあります。
一方で、Galaxy S20などに搭載された画面内指紋認証センサーは精度があまり高くないという声も上がっており、iPhone 12に搭載される画面内指紋認証センサーがどれだけその問題を解決できるか、という点にも注目したいところです。
現時点ではiPhone 12に画面内指紋認証センサーが採用されるのであれば、少なくとも6.7インチモデルの「iPhone 12 Pro Max」に搭載される見通しです。
iPhone 12に搭載される画面内指紋認証センサーは、Foxconn(鴻海)の傘下でタッチパネルの技術開発を行うGIS社が供給すると、経済日報は伝えています。
GIS社は現在、Samsung Galaxy S20シリーズ向けの画面内指紋認証センサーをQualcommと協力して供給しています。
iPhone 12向けの画面内指紋認証センサーはGIS社に加えて、iPhone 12向けのOLED(有機EL)ディスプレイ供給を行うと噂される中国BOE、超音波式の指紋認証技術を持つQualcommの3社で開発を行うとされており、3社は既に同製品に関連するパートナーシップ協議を開始していると経済日報は伝えています。
画面内指紋認証センサーの開発・量産化に成功すれば、今年秋発売と噂されるiPhone 12のうち1つ以上のモデルでは、Face ID(顔認証)と画面内指紋認証で、生体認証を使い分けできるようになることが期待できます。
TF International Securitiesの著名アナリストであるMing-Chi Kuo氏は「iPhone 13ではFace IDとTouch IDが両立して搭載される」とレポートで伝えています。
また、米メディアBloombergにおいても「2020年のiPhoneには画面内にTouch IDが搭載される」と予想されています。
iPhoneの画面内指紋認証センサーの搭載については「2020年モデルから搭載」と「2021年モデルから搭載」という予測が交錯しており、その焦点となるのは「Appleが満足できる性能の画面内指紋認証センサーが安定供給できるか否か」というところだと考えられます。
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