中古のiPhoneを買取してもらう際の注意事項

[公開日:2019/04/14]
筆者: 盛岡店

こんにちは!

iPhone修理のダイワンテレコム盛岡店です!

ダイワンテレコム盛岡店では、iPhoneの修理だけでなく、中古iPhoneの買取・再販にも対応致します。

今回は、現在ご利用になっているiPhoneを、中古品買取業者に買取に出す際に注意する点などについてご紹介致します。

iphoneの中古品

iPhoneの中古品の需要は、年々増加しています。

もともとは、格安SIMを利用するユーザーが、自分の初期契約キャリアに対応した中古iPhoneを求めるケースが多かったのですが、格安SIMの需要も一旦飽和状態を迎え、最近ではAppleが「iPhoneを長持ちさせましょう」と環境に配慮した宣言を発表して依頼、iPhoneが故障した際に10万円以上する【新機種】に買い替えるより、「iphone6s/iphone7/iphone8等の旧機種を中古として購入する」という選択肢を選ぶ人が増えているようです。

iPhoneの価値を確認する方法

iphoneの価値は、ネットワーク利用制限によって、変わってきます。

このネットワーク利用制限には、【IMEI】(iphoneやスマートフォンに割り当てられている個体識別番号)が大きく関わっています。

IMEIは、電話番号や通信回線に関係なく、スマートフォンなどに割り当てられている15桁の個体識別番号で、それをもとに、【ネットワーク利用制限】を確認することで、その端末の価値を知ることができます。

≪調べ方≫

iphoneの「設定」から、「一般」→「情報」と進むと画面中央部付近にIEMI番号が記載されています。それを基に、検索エンジンにて「ドコモ(au/Softbank)+ネットワーク利用制限」と調べると専用WEBサイトが表示されますので、そこでIMEIを入力すると調べることができます。

ネットワーク利用制限:〇(本体分割代金の支払いが完了している場合)

ネットワーク利用制限:△(本体分割代金の支払い中の場合)

ネットワーク利用制限:×(本体分割代金の支払いが未払いなどトラブルを起こしている場合)

ネットワーク利用制限:ー(キャリアが異なる場合/SIMフリーで一括購入した端末の場合)

以上の4種類のステータスを確認することができます。

【〇】は、キャリアにて「SIMロック」解除手続きをすることで、その端末は所謂【SIMロックが解除された端末】=【SIMロック解除端末】=初期契約キャリア以外のSIMカードも使用できる端末ということになります。格安SIMを使用していたり、海外SIMを使用する場合、3大キャリアのSIMロックがかかった状態では使用できないものが殆どなので、ユーザーはその利便性を求めて、中古市場における需要が高くなり、それに合わせて価値も高くなります。

【△】の端末は、分割代金の支払いが継続中の為、「SIMロック解除ができない/中古で再販しても前所有者の支払いが滞った場合、【×】のステータスになり、4G回線の電波が使用できなくなるリスクを含んでいる為、その分価値が下がります。最近では、ユーザーへのリスクを加味して、ヤフオクでの取引も禁止されています。

【×】は前述しましたが、「赤ロム端末」と呼ばれる端末のステータスを意味します。3G/4G回線の電波が端末で使用できなくなるため、簡単に言うと”電話(通話)とネットができなくなってしまいます。Wi-fi環境下ではネットに接続できますが、常にポケットWi-Fiを持ち歩く以外に使用することができなくなってしまいます。

iphoneを買取に出す際に

iphoneだけに限らず、iMac/Mac book(PC)などにも共通して言えることですが、【端末の初期化】を行ってください。

端末の初期化には、①Apple IDのサインアウトと②端末内データの消去の2つの作業が必要になります。一番大事な作業が【Apple IDのサインアウト】です。

iPhoneやMac bookなどのApple製品は、Apple IDというIDで個人を識別しています。

そしてApple IDは、そのPWとセットで管理され、一度端末でサインインすると、サインアウトするまでずっとそのApple IDが残ったままになります。

Apple IDをサインアウトせずに、端末内部のデータなどを初期化しても「アクティベーションロック」というものが発生し、別のユーザーには使用できないiPhoneになってしまうのです。

中古のiPhoneを買い取ってもらう場合でも、友達に譲渡する場合でもいかなる場合でも、端末を手放す時は”Apple IDのサインアウト”を行うようにしましょう!

iPhoneのパスコードロック

iPhoneのパスコードロックについては、別のコラムでもご紹介しましたが、本体の画面ロックを解除するための「パスコードロック」も重要なポイントです。

何度も間違えると内部データの機密保持の為に削除プロセスが発動します。

そうなると、iPhoneをiTunesに繋いで強制的に初期化する作業も必須となります。

しかし前述した通り、Apple IDをサインアウトしておらず「アクティベーションロック」が発動しますので、やはりその端末はApple IDを知り得る本人にしか解除・再使用できなくなります。

Apple IDは銀行口座の暗証番号と同義ですので、他人に漏れることのないようにしっかり管理しましょう!

さて、今回は”中古のiPhoneを販売する際に注意すべき点”をご紹介いたしました。

なかなか文字で表現すると難しいものですので、iPhone修理のダイワンテレコム盛岡店では店頭でのご相談も受付しております。

「初期化・Apple IDをサインアウト方法がわからない」

「バックアップの方法がわからない」など、iPhoneに関するご相談なら修理でなくてもダイワンテレコム盛岡店にご相談下さい!

本家Appleサポートをも超えるサポート力を目指して日々奮闘中です。

岩手県 盛岡市 JR盛岡駅徒歩1分 フェザン盛岡1階のダイワンテレコム盛岡店でご来店お待ちしております!

Photo:Hurriyet

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