フィンランドのノキア(Nokia)が、2019年中に5G対応スマートフォンを発売するという情報はよく知られていますが、2019年初めに伝えられて以来、具体的な情報は明らかにされてきませんでしたが、いくつかの興味深い情報を得ました。
その情報には、2機種の5G対応モデルがあり、1つは、現在のトッププロセッサである「Snapdragon 855」搭載のフラッグシップ・スマートフォンで、多眼レンズを搭載しており「Nokia 9 PureView」の後継と見られるモデルです。
もう1つは、「バリューフラッグシップ」と呼ばれる、新しい「Snapdragon 7XX」プロセッサを搭載しており、いわゆる廉価版の位置づけのモデルとなりそうです。
ノキア(Nokia)は、フィンランドを代表する携帯電話メーカーで、長らく世界のトップに君臨した歴史ある携帯ブランドです。2011年当時まで、携帯電話シェアでトップを走り続けてきましたが、Apple いPhoneの登場によって、Apple及び他社にシェアを奪われてゆきました。
2011年の携帯電話シェアは、1位:ノキア、2位:Samsung、3位LGでしたが、2012年には首位を明け渡し、1位:Samsung、2位:ノキア、3位:アップル、4位:ZTE、5位:LGとなりました。
2011年にマイクロソフトとの戦略的提携が行われて以降は、Windows Phoneに注力しており、世界のWindows Phoneのほとんどのシェアと独占していますが、2008年には日本市場から撤退しているため、日本のスマホユーザーにはほどんど馴染みがありません。
気になるフラッグシップ機の発売時期ですが、海外テックサイト「Nokia Power User」が伝えるところによれば、2019年第3四半期が見込まれていますが、それは5G対応端末のテストやフィードバックがうまくいった場合で、そうでなければ第4四半期にズレ込む可能性が高いとしています。
しかし、米クアルコムから5G対応デバイスに関するライセンスを得ているにも関わらず、ノキアブランドの製品を開発/製造するHMDグローバルは未だに5Gモデルを発表していません。
果たして、噂のノキア5Gモデルは発売されるのか、されるとすれば時期はいつなのか、価格、通信ブランド、日本導入の有無など、気になる事が山盛りです。
でも、冒頭の写真を見る限り、iPhoneの次期モデル予想の3眼カメラより、デザイン的には「カッコいい」と感じるのは筆者だけでしょうか。
source:engadget
Photo:nokiapoweruser
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