こんにちは
ご覧いただきありがとうございます。
ダイワンテレコム渋谷店です。
何の端末だよこれ!?
ねえ、ちょっとちゃんと写して!?あ、私か・・・失礼しました。
こちらiPhone「5C」です。
SEではなく、5Sです。裏にSEと書かれていなければ5Sです。
後ろのフレームに色があると5Cです。
こちら症状はガラス割れです。
ということで、今回はiPhone5cの画面修理紹介します。
iPhone5cといえば最近は殆ど見なくなってきましたが、二年前は現役かつ使用していたお客様も多かったです。
古い機種の修理が少なくなってくると時代の流れを感じてしまいます・・。
ガラス割れ
・画面のタッチはできる
・特に機能に問題はない
液晶不良
・画面のタッチが効かない
・画面が真っ暗
・縦線や画面が乱れている
・黄色く変色している
簡単に書くとこの違いになります。画面やベゼルがあまりにも酷く損傷していると
液晶不良になります。基盤側が見えていたりなどですね。
お預かりした端末を見ていきましょう。
バッキバキだ・・・。
かなり派手に逝っていますが液晶の方は無事でした。
これならガラス割れなのでパネル交換で直ります。
iPhoneにはパネルとフレームが外れないよう星ネジがついています。
まずはこれを外します、これを無視してこじ開けるのはまず壊れます。
星ネジを外しました。
次はパネルを開けていきます。
こちらに隙間があるので、差し込み隙間を作ります。
注意したいのがグサッと奥までいれないこと。
中の基盤に傷を付けると使えなくなる部分が出てきますので、勢いよくではなく慎重に行きます。
パカッと開きます。
中はこのようになっていて、バッテリーや音を出す役割のラウンドスピーカー、充電、音を聞くためのコネクタなどがあります。むやみに触らないようにしましょう。バッテリーとパネルの接続部とコネクタを覆っているカバーがあるのでこちらも外していきます。
ネジにもそれぞれ役割があるので、どれがどれかしっかりと覚えておきましょう。
外れました。
バッテリーとパネルを繋いでいるコネクタを外しますが、こちらも慎重な作業になります。
勢いよく外すと接続部を痛めてしまい映らなくなったり、充電できなくなるといったトラブルが起こります。
早く行うことも勿論大事ですが、ゆっくり行うことも大事です!急がば回れ!
・・・当たり前なんですけどね。
ということで外れました!
パネルと基盤で繋がれている二段階構造になっています。
とりあえずはまず一安心・・・。少し落ち着いてから更に分解していきます。
どっちを?
パネル?基盤?勿論パネル側を変えます。そのためにもパネルから更に細かい部品を取り外します。
このようにイヤースピーカーとカバーを外します。
このようにホームボタンとカバーを外します。
ホームボタンの部分は簡単には取れないので、ゆっくりと傷をつけないようにしたい箇所です。
そしてこちらはヒートシンクプレートを外した状態になります。
左右にある三つのネジを外し、優しく取り外してやりましょう。
この銀色のプレートは、基盤側の熱を液晶に与えない役割があります。
故障しない為の必須なパーツですね。
さて、ここまで分解したら後は簡単です。
今まで行っていた逆手順でくみ上げていくだけです。
勿論力を入れ過ぎないように、パーツがずれないようにします。
油断大敵!
このように組み上げて・・・
接続部に繋げ、カバーを取り付けネジで固定し、しっかり閉じて・・・
これらの過程を経て、iPhoneは無事復活します!
当店は修理の前後で動作確認を行っております。
これはお返しした際、使えなくなっている部分がその時に出ない為に
するためです。二度手間は双方メリットがありませんからね・・。
確認したいのが
・発着信(電話が繋がるかどうか)
・充電可否(しっかり充電ができているか)
・タッチ操作(文字やアイコンが動かせるか)
・液晶のちらつき(画面がチカチカしていないか)
・ホームボタン(ホームボタンの押した時の感触と、反応するかどうか)
・イヤー、マイクスピ―カー(声が聞こえるか、声が出ている)
・近接センサー(耳に当てた際にしっかり真っ暗になるか:電話中に間違って頬でボタンを押さない為)
・インカメラ、アウトカメラが映るか
これらの動作確認をしっかりと行った上でお客様の手元へ帰っていきます。
長々と説明致しましたが、今回は5Cを紹介しました。
機会があれば他の端末も紹介していこうと思うので、是非修理検討のご参考にどうぞ!
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